楽天証券のログインでパスキーを利用していると、パソコンを買い替えたり故障から復旧したりした後に、スマホ側でログインできなくなることがあります。「同じパスキー番号なのになぜ認識されないのか」と疑問に感じる人も少なくありません。
この記事では、楽天証券のパスキー認証の仕組みや、PCでパスキーを再設定した後にスマホのiSPEEDアプリでログインできなくなった場合の原因、確認すべき設定について詳しく解説します。
パスキーは「番号」ではなく端末ごとに管理されている
パスキーで特に注意したいのは、パスキーが単純な暗証番号や文字列ではないという点です。
パスキーは公開鍵暗号方式を利用した認証情報で、サービス側に登録される情報と、スマホやパソコンなどの端末側に保存される秘密情報がセットになっています。
そのため、見た目上は同じ楽天証券のパスキー設定でも、PCに保存されたパスキーとスマホに保存されたパスキーは別のものとして扱われます。
PCでパスキーを作り直すとスマホの設定が消えることがある理由
以前スマホでログインできていた場合、スマホ側には楽天証券用のパスキー情報が保存されていた可能性があります。
しかし、PC故障後に新しいPCでパスキーを再登録すると、楽天証券側では新しい認証情報が追加または更新されます。その結果、スマホ側に保存されていた古いパスキーとの紐づきが利用できなくなる場合があります。
「同じ番号だから同じパスキー」と考えてしまいがちですが、パスキーは番号で共有される仕組みではないため注意が必要です。
「このデバイスにはrakuten-sec.co.jpのパスキーがありません」と表示される原因
このメッセージは、ログインに使おうとしているスマホ内に楽天証券用の有効なパスキーが見つからない場合に表示されます。
Googleパスワードマネージャーにrakuten-sec.co.jpが表示されていても、それだけで必ず利用できるとは限りません。
例えば、保存されている情報がパスワードであってパスキーではない場合や、別のGoogleアカウントに保存されている場合、端末間の同期が完了していない場合などがあります。
スマホで楽天証券のパスキーを再設定する方法
スマホで再びログインできるようにするには、スマホ端末側で楽天証券のパスキーを登録し直す方法が有効です。
一般的な流れは以下のようになります。
1. 楽天証券へパスワードでログインする
2. セキュリティ設定からパスキー設定を確認する
3. スマホ端末を登録対象としてパスキーを新規作成する
4. iSPEEDアプリでパスキー認証を試す
このとき、スマホの画面ロック(指紋認証や顔認証)が有効になっている必要があります。パスキーは端末の生体認証機能と組み合わせて利用する仕組みだからです。
Googleパスワードマネージャーで確認するポイント
Androidスマホの場合、Googleパスワードマネージャーがパスキーの保存場所になることがあります。
確認する場合は、スマホの設定からGoogle関連の設定を開き、パスキー一覧にrakuten-sec.co.jpが登録されているか確認します。
ただし、表示されているだけではなく、現在利用しているGoogleアカウントと端末が正しく同期されていることも重要です。
例えば、以前使っていたGoogleアカウントから別のアカウントへ変更している場合、同じスマホでもパスキーが見つからないことがあります。
iSPEEDアプリ側の問題も確認する
楽天証券のiSPEEDアプリでのみログインできない場合は、アプリ側の状態も確認しましょう。
アプリを最新版へ更新する、アプリを再起動する、スマホを再起動することで改善する場合があります。
また、古いログイン情報が残っている場合は、一度ログアウトや認証設定の確認を行うことで正常に動作することがあります。
パスキーが使えない場合の最終的な対処方法
設定を確認してもスマホでログインできない場合は、楽天証券側で登録されているパスキーを整理し、新しくスマホ用のパスキーを作成する方法があります。
不要になったPCのパスキーや古い端末の登録情報を削除することで、認証情報の混乱を防ぐことができます。
金融サービスのログイン設定は安全性が重要なため、何度も失敗する場合は楽天証券のサポートへ問い合わせることも検討しましょう。
まとめ
楽天証券のパスキーは、同じ番号や同じサービス名であっても、端末ごとに管理される認証情報です。そのため、PCでパスキーを再設定した後にスマホのiSPEEDで利用できなくなることがあります。
「このデバイスにはrakuten-sec.co.jpのパスキーがありません」と表示される場合は、スマホ側に楽天証券用の有効なパスキーが保存されているか、Googleパスワードマネージャーの同期状態、iSPEEDアプリの状態を確認しましょう。
最も確実な解決方法は、スマホ端末で楽天証券のパスキーを改めて登録することです。端末ごとの仕組みを理解すると、パスキーによる安全で便利なログインを再び利用できるようになります。


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