海外旅行でデータ通信専用のeSIMを利用するときに、「現地のネットは使いたいけれど、日本の電話番号宛てのSMSも受け取りたい」というケースがあります。特に銀行や各種サービスの認証コードなど、日本の電話番号へのSMSが必要になる場面は少なくありません。
この記事では、AQUOS sense10のようなAndroidスマホで海外用eSIMを使いながら、日本のSIMでSMSを受信するための設定方法や注意点について解説します。
海外eSIM利用時でも日本の電話番号でSMSは受信できる
データ通信専用の海外eSIMは、基本的にインターネット接続を利用するためのSIMです。そのため、ベトナム滞在中の通信は海外eSIMを利用し、日本の電話番号に届くSMSは日本のSIMで受信するという使い分けができます。
SMSの受信にはモバイルデータ通信は必要ありません。日本のSIMが現地の通信会社の電波を利用できる状態になっていれば、データ通信をオフにしていてもSMSを受け取ることが可能です。
例えば、クレジットカードの本人確認コードやログイン認証のSMSを受け取りたい場合は、日本のSIMを有効にしておくことが重要です。
AQUOS sense10で海外eSIMと日本SIMを併用する基本設定
AQUOS sense10でデュアルSIMを利用する場合は、それぞれのSIMの役割を分けて設定すると分かりやすくなります。
おすすめの設定例は以下の通りです。
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| ベトナムeSIM | オン |
| ベトナムeSIMのデータローミング | オン(提供元の案内に従う) |
| モバイルデータ通信 | ベトナムeSIMを選択 |
| 日本SIM | オン |
| 日本SIMのモバイルデータ通信 | オフ |
| 日本SIMのデータローミング | オフ |
つまり、インターネット通信はベトナムeSIM、日本の電話番号維持やSMS受信は日本SIMという役割分担にします。
日本SIMのデータローミングはオフで問題ないのか
日本のSIMでSMSだけを受信したい場合、通常はデータローミングをオンにする必要はありません。
むしろ海外で日本SIMのデータローミングをオンにすると、契約内容によっては高額な通信料金が発生する可能性があります。そのため、海外用eSIMを利用する場合は、日本SIMのモバイルデータ通信とデータローミングはオフにしておく方が安全です。
ただし、SMS受信には携帯会社によって海外利用設定が必要な場合があります。出発前に契約している通信会社の海外SMS受信条件を確認しておくと安心です。
現地到着後に確認したいAQUOS sense10の設定ポイント
ベトナム到着後、eSIMをオンにしただけでは通信できない場合があります。その場合は以下の項目を確認してください。
- モバイルデータ通信のSIMがベトナムeSIMになっているか
- ベトナムeSIMのAPN設定が正しいか
- 機内モードを一度オン・オフして通信を再接続する
- 日本SIMがオフになっていないか確認する
例えば、インターネットは問題なく使えるのにSMSだけ届かない場合は、日本SIMが無効になっている可能性があります。
海外で日本のSMSを受信するときの注意点
SMS受信は無料の場合が多いですが、契約している携帯会社やプランによって海外利用時の扱いが異なります。
また、日本SIMをオンにしていると、電話の着信や発信については海外利用料金が発生する可能性があります。不要な場合は電話を受けないよう注意しましょう。
旅行前に重要なサービスの認証方法を確認し、可能であればSMS以外の認証方法も設定しておくと、万が一SMSが届かない場合にも対応できます。
まとめ
海外eSIMでベトナムのデータ通信を利用しながら、日本の電話番号でSMSを受信することは可能です。
AQUOS sense10では、ベトナムeSIMをモバイルデータ通信に設定し、日本SIMはオンにしたままデータ通信とデータローミングをオフにする方法が基本的な設定になります。
ポイントは「ネット通信は海外eSIM」「日本の電話番号やSMSは日本SIM」と役割を分けることです。旅行前に設定を確認しておけば、現地でも認証SMSなどを安心して受け取ることができます。


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