LINEの「国内月間利用者数1億人突破」という数字を見ると、「本当に1億人の人が使っているという意味なのか」「毎日の利用者数を合計した数字ではないのか」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
実は、企業が発表する利用者数には独自の集計方法があり、特に「月間利用者数」という言葉には明確な意味があります。この記事では、LINEの月間利用者数の意味や、延べ人数との違い、利用者数の数え方について分かりやすく解説します。
LINEの月間利用者数1億人は「実人数」を表す
LINEが発表している「月間利用者数」は、一般的にMAU(Monthly Active Users)と呼ばれる指標です。これは、1か月間のうちにLINEを利用した「ユニークユーザー数」を表しています。
つまり、同じ人が1か月の間に何度もLINEを使ったとしても、基本的には1人としてカウントされます。
例えば、ある月にAさんが毎日LINEを使った場合でも、Aさんは1人です。30日間利用したから30人分として計算されるわけではありません。
月間利用者数と延べ利用者数の違い
利用者数には、「実際に何人が使ったのか」を示す数字と、「利用された回数や人数を合計した数字」があります。
延べ人数の場合は、同じ人が複数回カウントされることがあります。例えば、100万人が毎日サービスを利用した場合、1日単位で集計すると30日間で延べ3000万人という数字になります。
しかし、月間利用者数(MAU)は、このような重複を除いて計算します。そのため、LINEの月間利用者数1億人という表現は、「1か月の間にLINEを利用した人が約1億人いる」という意味になります。
LINEが月間利用者数を発表する理由
アプリやSNSサービスでは、登録者数だけでは実際の利用状況を判断できません。登録したものの、ほとんど使っていないユーザーも含まれるためです。
そのため、多くのIT企業では「実際にサービスを利用している人」を示すMAUやDAU(Daily Active Users)を重要な指標として使っています。
例えば、登録者数が1億人いても、実際に毎月利用している人が100万人しかいなければ、そのサービスの影響力は大きく異なります。逆に、継続的に利用されているサービスは、月間利用者数を見ることで規模を把握できます。
月間利用者数にはどのような人が含まれるのか
月間利用者数として数えられるためには、一定期間内にサービスを利用している必要があります。LINEの場合も、アプリを開いたり、メッセージを送受信したりするなど、利用が確認されたユーザーが対象になります。
一方で、アカウントを作成しただけで長期間利用していない人は、月間利用者数には含まれない場合があります。
例えば、数年前にLINEアカウントを作ったものの、現在は全く使っていない人は、登録者数には含まれる可能性がありますが、月間利用者数には含まれません。
LINEの利用者数を見るときに注意したいポイント
利用者数という数字を見るときは、「何を基準にした数字なのか」を確認することが大切です。
企業が発表する数字には、登録ユーザー数、月間利用者数、1日の利用者数、アクティブユーザー数など、さまざまな種類があります。
例えば、「登録者数1億人」と「月間利用者数1億人」では意味が違います。前者はアカウントを作った人数、後者は一定期間内に実際に利用した人数を表しています。
まとめ
LINEの「国内月間利用者数1億人」という数字は、基本的に1か月間に利用した人の数を示しており、毎日の利用人数を合計した延べ人数ではありません。
同じ人が何度LINEを使っても月間利用者数では1人として扱われるため、「1億人」という数字は実際に多くの人が利用している規模を表しています。
サービスの利用者数を見るときは、単純な数字だけではなく、「月間なのか、登録数なのか、延べ人数なのか」という集計方法を理解することで、企業発表の数字を正しく読み取ることができます。


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