車載動画を撮影するとき、吸盤マウントはガラスやボディにカメラを固定できる便利なアイテムです。しかし、電動吸盤タイプでは路面の段差や振動によって吸着モーターが作動し、その動作音が動画の音声に入り込んでしまうことがあります。
特にInsta360シリーズやアクションカメラは周囲の音も拾いやすいため、せっかくの走行映像に「ギュインギュイン」という機械音が入ると気になる場合があります。この記事では、車載撮影で不要なモーター音を減らす方法や、吸盤マウント選びのポイントについて解説します。
電動吸盤マウントでモーター音が入る原因
電動吸盤マウントは、内部のポンプやモーターによって吸着力を維持する仕組みになっています。平坦な道路では問題がなくても、段差や強い振動が加わると吸着状態を調整するためにモーターが動作することがあります。
この動作音はカメラ本体のマイクが拾ってしまうことがあります。特にアクションカメラは小型で本体近くの音を拾いやすいため、マウント側の振動音や作動音が目立ちやすくなります。
また、吸盤とカメラの距離が近いほど振動や機械音が伝わりやすくなるため、固定方法や設置位置も音質に影響します。
車載動画では手動式の強力吸盤マウントがおすすめ
モーター音を完全になくしたい場合は、電動式ではなく手動ロック式の吸盤マウントを選ぶ方法があります。
手動式はレバー操作によって吸盤内部を減圧して固定する仕組みのため、走行中に自動調整するモーターがありません。そのため、撮影中に突然動作音が入る心配が少なくなります。
例えば、カメラ用の大型吸盤マウントでは、レバー式で強力に固定できるタイプがあり、アクションカメラ程度の重量であれば十分な保持力を発揮します。
車載撮影向け吸盤マウントを選ぶポイント
車載動画用の吸盤マウントを選ぶ際は、単純な吸着力だけではなく、以下のポイントを確認すると失敗しにくくなります。
- 手動ロック式で走行中の自動動作がない
- 吸盤の直径が大きく固定力が高い
- アーム部分の剛性が高い
- カメラ用のネジ規格(1/4インチなど)に対応している
特にアーム部分が柔らかい製品は、路面の振動で細かく揺れてしまい、映像のブレや不要な振動音につながります。
Insta360 GOシリーズのような軽量カメラでも、走行時には風圧や振動が加わるため、スマホ用の簡易吸盤よりもカメラ撮影向けの商品を選ぶ方が安心です。
モーター音を減らすための撮影側の対策
マウントを変更する以外にも、録音方法を工夫することで不要な音を減らせます。
例えば、外部マイクを使用してカメラから離れた位置で音声を録音すると、吸盤マウントの動作音や振動音の影響を受けにくくなります。
また、走行動画の場合は車内音声を別録りにして、編集時に映像と合わせる方法もあります。映像を重視する車載動画では、この方法を採用している撮影者も多くいます。
電動吸盤を使い続ける場合の改善方法
現在使用している電動吸盤マウントをそのまま使いたい場合は、設置場所や設定を見直すことで改善できる場合があります。
まず、吸盤が完全に固定できる平らな場所へ設置することが重要です。ガラス面の汚れや細かな凹凸があると、振動時に吸着調整が入りやすくなります。
また、カメラとマウントの間に防振マウントやゴム素材のパーツを追加すると、モーター音や振動がカメラへ伝わりにくくなることがあります。
Insta360やActionカメラで車載撮影する場合の注意点
小型アクションカメラは便利ですが、車外やサイドガラスに取り付ける場合は落下対策も重要です。
強力な吸盤でも、長時間の使用や温度変化によって吸着力が低下する場合があります。特に夏場の車内や直射日光が当たる場所では、吸盤の状態を定期的に確認しましょう。
撮影前には必ず手で軽く引っ張って固定状態を確認し、必要であれば安全用のストラップなどを併用すると安心です。
まとめ|車載動画では電動より手動式吸盤マウントが向いている
車載動画でモーター音を入れたくない場合、電動吸盤マウントよりも手動ロック式の吸盤マウントの方が適しています。
電動タイプは便利な反面、振動時の自動吸着調整による作動音が録音される可能性があります。映像作品として音質にもこだわるなら、固定力の高い手動式マウントや外部マイクの利用がおすすめです。
使用するカメラの重量や撮影場所に合わせて、安定性と静音性を重視したマウントを選ぶことで、より自然で高品質な車載動画を撮影できます。


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