Galaxyで広告が勝手に何度も表示される原因と消し方|怪しいアプリが一覧に出ない場合の対処法

Android

GalaxyなどのAndroidスマートフォンを使っていて、操作中に広告がほぼ途切れず表示されたり、ホーム画面や別のアプリを開いている最中にも突然広告が出たりする場合は、単なるWeb広告ではなく、インストールしたアプリやブラウザ通知、望ましくないソフトウェアが原因になっている可能性があります。

特に「広告を閉じてもすぐ次が出る」「見覚えのない名前が表示される」「アプリ一覧を探しても原因らしいアプリが見つからない」といった状態では、通常の画面から無理に削除しようとするより、Galaxyをセーフモードで起動して原因アプリを切り分ける方法が有効です。

この記事では、Galaxyで大量の広告が突然表示されるときに確認したいポイント、不審なアプリがホーム画面やアプリ検索に出てこない場合の探し方、セーフモードでのアンインストール、Google Play プロテクトによる確認方法まで順番に解説します。

Galaxyで広告が絶え間なく出る場合は「広告を表示しているアプリ」を疑う

一般的な無料アプリでは、アプリを開いている間に広告が表示されること自体は珍しくありません。しかし、ホーム画面を操作しているだけなのに全画面広告が表示されたり、設定画面を開こうとしても広告が割り込んできたりする場合は通常とは異なります。

Googleも、マルウェアや望ましくないソフトウェアの兆候として、ポップアップ広告や新しいタブがしつこく表示されることなどを挙げています。[参照]

このタイプの症状は、直前にインストールした無料アプリ、Google Play以外から入れたAPK、クリーナー・高速化・壁紙・QRコード・ファイル管理・動画関連などを装ったアプリが原因になる場合があります。ただし、表示されている広告内の文字列がそのまま原因アプリの正式名称とは限りません。

例えば広告画面に「rotate link」や「Android developer」などの文字が見えても、それがスマートフォンにインストールされているアプリ名とは限りません。広告配信元、Webページの名称、開発者名、広告内のテキストなどが表示されている可能性もあるため、表示された文字だけを頼りにアプリ検索しても見つからないことがあります。

ホーム画面やアプリ検索に出ないアプリは「設定」から探す

Androidでは、すべてのインストール済みアプリが必ずホーム画面やアプリ一覧にアイコンとして表示されるとは限りません。そのため、怪しいアプリを探す場合はGalaxyの「設定」からインストール済みアプリを確認します。

基本的には「設定」→「アプリ」と進み、表示されているアプリ一覧を確認します。最近インストールしたアプリ、名前に覚えがないアプリ、使用目的が分からないアプリがないかを探してください。

広告が出始めた時期を思い出せる場合は、その直前に入れたアプリから確認すると原因を絞り込みやすくなります。Samsungも、不具合がセーフモードでは発生しない場合、直近でインストールしたサードパーティ製アプリを順番にアンインストールして確認する方法を案内しています。[参照]

Google Playから入れたアプリであれば、Google Play ストアの「プロフィールアイコン」→「アプリとデバイスの管理」→「管理」からインストール済みアプリを確認し、対象アプリを選んでアンインストールする方法もあります。[参照]

広告が邪魔で操作できない場合はGalaxyをセーフモードで起動する

広告が数秒おきに表示され、設定画面までたどり着けない場合は、通常モードのまま格闘するよりセーフモードを利用するのが効果的です。

セーフモードでは、ユーザーが後からインストールしたサードパーティ製アプリの多くが一時的に無効になります。そのため、広告を大量表示しているアプリが原因であれば、セーフモード中は広告が止まり、落ち着いて設定画面からアプリを削除できる可能性があります。

Samsung公式では、Galaxyのセーフモードを次のような手順で起動する方法を案内しています。[参照]

  1. 電源ボタンと音量ダウンボタンを長押しして電源メニューを表示する
  2. 画面に表示された「電源OFF」を長押しする
  3. 「セーフモード」が表示されたらタップする
  4. 端末が再起動するまで待つ
  5. 画面左下などに「セーフモード」と表示されていることを確認する

Galaxyの機種やOne UI・Androidのバージョンによって操作や表示が異なる場合があります。またSamsungは、セーフモードは原因を切り分けるための機能であり、普段からそのまま使い続けるためのモードではないと説明しています。

セーフモードに入ったら怪しいアプリをアンインストールする

セーフモードで広告が止まった場合は、サードパーティ製アプリが原因である可能性が高くなります。そこで「設定」→「アプリ」を開き、見覚えのないアプリや広告が出始める直前に追加したアプリを確認します。

Samsungもマルウェアが疑われる場合の対策として、セーフモードを起動し、「設定」→「アプリ」→不明または疑わしいアプリ→「削除」という流れでアンインストールする方法を案内しています。[参照]

一度に大量のアプリを消す必要はありません。最近インストールしたアプリから一つ削除し、通常モードへ再起動して広告が出るか確認します。まだ広告が出る場合は、再びセーフモードへ入り、次に怪しいアプリを削除するという方法で原因を絞り込めます。

原因のアプリが分からない場合は「広告が出始めた日より後に入れたアプリ」を優先的に確認すると効率的です。広告を表示するアプリは、アプリアイコンや名称だけでは怪しく見えない場合もあります。

「アンインストール」が押せない場合は特殊な権限を確認する

怪しいアプリを見つけても「アンインストール」が無効になっていたり、削除操作ができなかったりする場合があります。システムアプリなど正常な理由で削除できないケースもあるため、削除できないというだけで悪意のあるアプリとは断定できません。

一方で、ユーザーが入れた覚えのあるアプリなのに不自然に削除できない場合は、そのアプリへ特殊な権限を許可していないか確認する価値があります。Androidには、他のアプリの上に表示する権限、ユーザー補助サービス、デバイス管理に関する権限などがあります。

GalaxyではOSのバージョンによって名称が異なりますが、「設定」内の「セキュリティとプライバシー」や「アプリ」→「特別なアクセス」などから、通常のアプリより強い権限を持つアプリを確認できます。

ただし、意味が分からないシステムアプリやSamsung・Googleの標準サービスを手当たり次第に無効化するのは避けてください。正常な機能まで停止する可能性があります。明らかに自分で追加した不審なアプリを中心に確認します。

Google Play プロテクトで有害なアプリがないかスキャンする

怪しいアプリを削除した後は、Google Play プロテクトも確認しておくと安心です。Google Play プロテクトは、インストールされているアプリをチェックし、有害な可能性のあるアプリを検出すると警告、無効化、削除などを行う場合があります。[参照]

確認方法は、Google Play ストアを開き、右上のプロフィールアイコンから「Play プロテクト」を選びます。設定画面では「Play プロテクトによるアプリのスキャン」が有効になっているか確認してください。

Googleは、Google Play ストア以外からアプリをインストールしている場合には、有害なアプリの検出精度を改善する設定も案内しています。[参照]

なお、Play プロテクトで「問題なし」と表示されたからといって、あらゆる広告トラブルの原因が完全に否定されるわけではありません。ブラウザの通知設定など、アプリ以外から広告のような表示が発生しているケースもあるためです。

Chromeを開いていなくても広告が出るならWebサイト通知も確認する

「ウイルスに感染しました」「今すぐクリーニングしてください」「賞品が当選しました」などの通知が繰り返し表示される場合、アプリではなくChromeなどのブラウザで許可してしまったWebサイトの通知が原因になっていることもあります。

例えばWebサイトを閲覧中に「通知を許可しますか?」と表示され、内容を確認せず「許可」を押してしまうと、その後ブラウザを開いていないときにも通知欄へ広告のようなメッセージが届く場合があります。

この場合はChromeの設定から通知を確認し、覚えのないWebサイトの通知許可を解除します。Googleも、特定のWebサイトから迷惑な通知が届く場合は、そのサイトの通知権限を停止する方法を案内しています。[参照]

ただし、ホーム画面全体を覆う全画面広告が次々に表示される場合は、Web通知よりもアプリが原因である可能性を優先して確認するとよいでしょう。

「最近使ったアプリ」から犯人を特定できる場合もある

広告が突然全画面表示された直後に「最近使ったアプリ」の画面を開くと、直前に動作していたアプリが分かる場合があります。ホーム画面ではアイコンを隠していても、バックグラウンドで広告を表示しているアプリを特定する手掛かりになることがあります。

また、「設定」→「アプリ」からアプリ一覧を開き、並び替え機能が利用できる場合は、最近インストールした順などに切り替えると確認しやすくなります。症状が出始めた時期とインストール時期が一致するアプリがないか確認しましょう。

例えば「昨日無料の壁紙アプリを入れてから広告が出るようになった」という場合は、そのアプリを削除して再起動し、広告が止まるか確認します。止まれば原因をかなり絞り込めます。

削除後はGalaxyとアプリを最新の状態にする

不審なアプリを削除した後は、Android・One UI・Google Playシステムなどの更新が利用できる場合は適用しておきましょう。Googleも、マルウェアや安全ではないソフトウェアへの対処として、Androidやセキュリティアップデートを最新の状態にすることを推奨しています。[参照]

Galaxyには端末を保護するためのセキュリティ機能も搭載されています。Samsung公式では「デバイスケア」などからアプリをスキャンする方法や、セーフモードで不審なアプリを削除する方法を紹介しています。[参照]

また、今後は出所の分からないAPKファイルを安易にインストールせず、基本的にはGoogle Play ストアやGalaxy Storeなど信頼できる提供元からアプリを入手することも重要です。

それでも広告が止まらない場合は初期化を検討する

セーフモードで怪しいアプリを削除し、Play プロテクトの確認やブラウザ通知の解除を行っても大量の広告が続く場合は、設定の初期化や端末の工場出荷状態へのリセットが選択肢になります。

ただし、工場出荷状態への初期化を行うと、端末内の写真、アプリ、設定などのデータが消えるため、いきなり初期化するのではなく、必要なデータをバックアップしてから実行することが重要です。

また、GoogleアカウントやSamsungアカウントのパスワードが分からない状態で初期化すると、再設定時に困る場合があります。写真・連絡先・LINEなど必要なデータのバックアップと、アカウント情報を確認したうえで進めます。

スマートフォンが広告でほとんど操作できない、オンラインバンキングやクレジットカード情報など重要な情報を入力した直後から異常が始まった、といった場合は、無理に端末を使い続けずSamsungや契約している携帯電話会社などのサポートへ相談する方法もあります。

まとめ:大量の広告でGalaxyを操作できないならセーフモードから原因アプリを削除する

Galaxyで広告がほぼ絶え間なく表示される場合、広告内に表示された「rotate link」「Android developer」などの文字列だけを検索しても、原因となるアプリが見つからないことがあります。広告に表示される名称と、実際にインストールされているアプリ名が一致するとは限らないためです。

広告が邪魔で通常操作が難しい場合は、Galaxyをセーフモードで起動し、「設定」→「アプリ」から最近追加した不審なアプリを探してアンインストールする方法が有効です。Samsungも、セーフモードで正常に動作する場合にはサードパーティ製アプリが原因と考え、最近インストールしたアプリを順番に削除して確認する方法を案内しています。

削除後は通常モードへ再起動し、広告が再び表示されるか確認します。さらにGoogle Play プロテクトを有効にしてスキャンし、ChromeなどのWebサイト通知にも不審な許可が残っていないか確認するとよいでしょう。

重要なのは、広告内の「ウイルスを削除」「今すぐインストール」などのボタンを慌てて押さないことです。まずセーフモードで原因を切り分け、見覚えのないアプリを整理し、それでも改善しない場合にバックアップ後の初期化やメーカーサポートを検討するという順番で進めると、安全に対処しやすくなります。

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