霧ヶ峰の内部クリーンは毎回必要?長時間動く理由・途中停止・電気代とフィルター自動掃除との違い

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三菱電機のエアコン「霧ヶ峰」で冷房や除湿を止めたあと、しばらく風が出続けたり、ランプが点灯したまま内部の運転が続いたりすると、「いつまで掃除しているの?」と気になることがあります。特に室温が少し上がったり、ファンの音が長く続いたりすると、電気代まで心配になるものです。

ここで最初に知っておきたいのは、霧ヶ峰の「内部クリーン」と「フィルターおそうじメカ」は別の機能だということです。停止後に長く続く運転は、フィルターについたホコリを取っているというより、冷房・除湿で濡れた室内機内部を乾燥させ、カビの発生を抑える「内部クリーン」である可能性が高いです。[参照:三菱電機 霧ヶ峰のお掃除機能について]

また三菱電機は、内部クリーンが不快な場合には、人がいない時間に使用するか設定を解除する方法も案内しています。つまり、必ず常時オンにしなければエアコンが壊れるという機能ではありません。この記事では、内部クリーンが長く感じる理由、毎回必要なのか、途中で止めてもよいのか、電気代や設定変更について整理します。

霧ヶ峰の停止後に長く動くのは「内部クリーン」の可能性が高い

冷房や除湿を使用すると、室内機の熱交換器は冷たくなり、空気中の水分が結露します。運転を止めた直後のエアコン内部は濡れた状態になっているため、そのまま放置するとカビが繁殖しやすい環境になります。

そこで霧ヶ峰の内部クリーンでは、運転停止後に送風や弱暖房などを使って室内機内部を乾燥させます。三菱電機の公式FAQでも、内部クリーンは「エアコン内部を乾かし、カビの発生を抑制して清潔に保つため」の機能と説明されています。[参照:三菱電機「内部クリーン/内部乾燥とは何ですか。毎回必要ですか。」]

したがって、停止ボタンを押したのにすぐ完全停止せず、フラップが開いたまま微風が出ていること自体は故障とは限りません。三菱電機も、運転停止後に内部クリーンが働いている場合は、運転ランプやクリーンランプなどが点灯し、微風運転をすることがあると案内しています。[参照:三菱電機「運転を止めたが、運転が止まらない」]

フィルター自動掃除と内部クリーンはまったく別の仕事をしている

「自動お掃除付きエアコン」という言葉から、停止後に長時間動いている間ずっとフィルターを掃除しているように思えます。しかし、霧ヶ峰のフィルターおそうじメカ自体は、内部クリーンとは別の機能です。

フィルターおそうじメカは、エアフィルターに付着したホコリを自動的に取り除き、ダストボックスへためる仕組みです。三菱電機では、運転積算時間が一定時間に達したあと、運転停止時に自動で行う機種があります。[参照:三菱電機「フィルターおそうじメカ運転搭載のエアコンは、フィルターのお手入れは不要ですか?」]

一方、内部クリーンが相手にしているのは主に熱交換器や内部の湿気です。古い霧ヶ峰の取扱説明書でも、「オートクリーン」は内部クリーンとフィルターおそうじメカを組み合わせたものと説明され、フィルターおそうじメカ自体は約2分、内部クリーンは機種によって約50分程度行われる例があります。[参照:三菱電機 霧ヶ峰取扱説明書の例]

なぜ内部クリーンはこんなに長く感じるのか

エアコン内部は、表面だけ乾けばよいわけではありません。熱交換器には細かなアルミフィンが多数あり、その隙間にも結露水が残ります。短時間風を送っただけでは十分乾燥しないため、ある程度時間をかけて水分を飛ばす設計になっています。

霧ヶ峰は年代・シリーズによって内部クリーンの方式が異なります。現在の一部機種では、冷房・除湿運転中に発生した結露水を利用した洗浄や低濃度オゾン、運転停止後の加熱乾燥などを組み合わせています。三菱電機は、内部を乾燥させる過程で最大10分間の弱暖房運転を行う場合があると説明しています。[参照:三菱電機 霧ヶ峰「清潔」機能]

そのため、停止直後に「まだ動いている」と感じても、ずっと高出力で暖房や冷房を続けているわけではありません。送風、停止、乾燥などを組み合わせながら処理するため、体感的な時間が長く感じられることがあります。

内部クリーンは毎回必要なの?

三菱電機の公式FAQでは、一度内部クリーンを設定すると解除するまで毎回自動的に実行し、冷房・除湿を使用する際には設定しておくよう案内しています。特に湿度が高くカビが発生しやすい環境では、設定しておくことが推奨されています。[参照:三菱電機]

一方で、同じFAQでは、内部クリーンによる室温上昇などが不快な場合について「人がいないときに使用するか、設定の解除をおすすめします」とも案内されています。つまり、メーカーとしてはカビ抑制のためオンを推奨しているものの、利用者の快適性を優先して解除する選択肢も正式に用意されているということです。

例えば夏場に毎日冷房を使い、湿度も高い部屋なら毎回実行するメリットがあります。一方、短時間しか冷房を使わない、運転停止後すぐ室温が上がるのが耐えられない、といった場合には設定を解除し、必要に応じて内部クリーンを使うという考え方もできます。ただし具体的な手動運転の可否や設定方法は機種ごとに異なります。

途中で停止ボタンを押して内部クリーンを止めても故障する?

内部クリーン中に停止操作をしただけで、それが直ちに故障原因になるとは通常考えにくいです。そもそも三菱電機自身が内部クリーンをリモコン設定で解除できるようにしており、不快な場合には設定解除も案内しています。

また、機種によってはフィルターおそうじメカ運転中にもリモコン操作で終了できる仕様があります。例えば一部の霧ヶ峰取扱説明書では、おそうじ中に「フィルターおそうじ」を選択して決定すると運転を終了できると明記されています。[参照:三菱電機 霧ヶ峰取扱説明書]

ただし、毎回途中で止めれば内部を乾燥させる効果は当然小さくなります。「途中停止すると機械が壊れる」というより、「本来期待されているカビ抑制効果を十分得られなくなる」ことを主なデメリットとして考えるほうが分かりやすいでしょう。

毎回ボタンを2回押して止めるより設定自体を解除したほうが分かりやすい

内部クリーンが不要だと判断しているなら、毎回運転開始後に停止操作をするより、リモコンから自動内部クリーンの設定自体を解除するほうが自然です。

三菱電機の公式FAQでは、リモコンに「内部クリーン」「内部乾燥」ボタンがある場合はそのボタンから設定し、ボタンがない機種では「べんり機能」や「設定」メニューから内部クリーンの入・切を変更する方法が案内されています。[参照:三菱電機]

ただしリモコン操作は機種によって違います。本体や保証書に記載されている「MSZ-○○」という型番を確認し、その型番の取扱説明書で「内部クリーン」「内部乾燥」「おまかせボディ」などの項目を確認してください。

内部クリーン中に部屋が暑くなるのも正常な動作の場合がある

夏に内部クリーンを嫌がる人が多い理由の一つが、停止後なのに部屋が暑くなることです。これは気のせいではなく、三菱電機も公式に案内している動作です。

内部クリーンでは室内機内部の乾燥を優先するため、機種によって最大10分程度の弱暖房運転を行います。その結果、室温が約2~3℃上がったり、室内湿度が上がったりする場合があります。[参照:三菱電機]

例えば就寝直前に冷房を止め、そのまま内部クリーンが始まると、「エアコンを止めた途端に蒸し暑くなった」と感じることがあります。この場合、寝室に人がいる時間ではなく、外出時などに内部クリーンを利用するほうが快適です。

内部クリーンの電気代はかかるが、通常の冷房を長時間続けるのとは違う

内部クリーンには送風や弱暖房などを使用するため、電気代はゼロではありません。三菱電機の現行製品ページでも「ご使用には電気代がかかります」と明記されています。[参照:三菱電機]

ただし、内部クリーンの間ずっとコンプレッサーを最大能力で動かしているわけではありません。送風中心の時間や短時間の弱暖房などを組み合わせるため、運転時間が長く見えることと消費電力量が大きいことは同じではありません。

具体的な1回あたりの消費電力量や電気代は、型番や内部クリーン方式によって異なります。そのため「霧ヶ峰なら1回○円」と一律には言えません。電気代を正確に知りたい場合は、機種の取扱説明書や仕様を確認するか、対応機種ならMyMU/霧ヶ峰アプリなどの電力量表示を参考にするとよいでしょう。[参照:三菱電機 MyMU]

内部クリーンをオフにするなら別途のお手入れも忘れない

内部クリーンを解除したからといって、すぐエアコンがカビだらけになるわけではありません。しかし、冷房や除湿では内部に結露が発生するため、湿った状態が長く続けばカビが発生しやすくなることは確かです。

そのため自動内部クリーンを常時オフにする場合は、使用環境に応じて内部乾燥機能を定期的に使う、フィルターやダストボックスを適切に手入れするなど、別のメンテナンスを意識するとよいでしょう。

なお、内部クリーンは「すでに発生しているカビを落とす機能」ではありません。三菱電機も、すでに発生したカビについては内部クリーンでは除去できないと案内しています。カビや汚れがひどい場合には専門的な内部洗浄が必要になります。

フィルターおそうじメカも完全メンテナンスフリーではない

フィルター自動掃除付きの霧ヶ峰では、フィルターのホコリを自動的に除去してダストボックスへためます。このため日常的なフィルター掃除の負担は減りますが、何年間も完全放置できるわけではありません。

ダストボックスがいっぱいになればホコリを捨てる必要があります。また、油分を含んだホコリやタバコのヤニなどは自動掃除だけで除去しきれない場合があります。三菱電機も、汚れが気になる場合にはダストボックスやフィルターを取り外して手入れするよう案内しています。[参照:三菱電機]

つまり、自動掃除機能は「人間が一切掃除しなくてよい機能」ではなく、日常のお手入れ頻度を減らしてくれる仕組みと考えるのが適切です。

内部クリーンをオン・オフする判断基準

内部クリーンを常時使うかどうかは、部屋の湿度や利用時間、停止後の暑さがどれだけ気になるかで判断できます。

使用環境 考えやすい設定
梅雨・夏場で湿度が高い 内部クリーンONが向いている
毎日長時間冷房・除湿を使う ONを検討
停止後の暖気が不快 外出時に使うかOFFを検討
寝室で停止直後に寝る OFFまたは実行時間を工夫
短時間しか冷房しない 使用頻度を調整してもよい
カビが発生しやすい部屋 メーカー推奨どおりONが安心

最も避けたいのは、「よく分からないから毎回途中で強制終了する」という使い方を何となく続けることです。内部クリーンが不要なら機能を正式にオフにし、必要ならオンにするという使い分けのほうが管理しやすくなります。

機種によって運転時間が違うので型番確認が重要

「三菱の霧ヶ峰」といっても、発売年やFZ・Z・X・R・S・GEなどのシリーズによって清潔機能の内容は異なります。現在の機種でも「内部クリーン」と簡易的な「内部クリーンlight」が分かれているシリーズがあります。[参照:三菱電機 霧ヶ峰比較表]

過去の機種では内部クリーンが約50分程度行われる例もありますが、すべての霧ヶ峰が同じ時間動くわけではありません。オゾン、送風、弱暖房、フィルター掃除などの組み合わせも年代によって異なります。

「うちの霧ヶ峰は毎回1時間くらい動く」という場合は、それだけで異常とは判断せず、室内機に記載された型番を確認し、公式取扱説明書の内部クリーン運転時間と照らし合わせるのが確実です。

まとめ:霧ヶ峰の長い運転は内部乾燥が目的。嫌なら正式に解除してもよい

霧ヶ峰で冷房や除湿を停止したあと長時間動き続ける場合、主に考えられるのはフィルター掃除ではなく「内部クリーン」です。冷房で濡れた熱交換器などを送風や弱暖房で乾燥させ、カビの発生を抑えることが目的です。

三菱電機は、冷房・除湿使用時には内部クリーンを設定することを推奨しており、一度設定すると解除するまで基本的に毎回実行します。一方で、室温上昇などが不快なら、人がいない時間に使うか設定を解除してよいとも公式に案内しています。

したがって、毎回リモコンを何度も押して途中終了するより、内部クリーンが不要なら取扱説明書に沿って自動設定をオフにするほうが分かりやすいでしょう。途中停止しただけで直ちに故障すると考える必要はありませんが、乾燥を途中で終える分、カビ抑制効果は小さくなります。

電気代はゼロではありませんが、長時間ずっと強い冷暖房をしているわけでもありません。具体的な運転時間や消費電力は機種によって異なるため、本体の「MSZ-○○」という型番を確認し、そのモデルの取扱説明書で内部クリーンの設定・所要時間を確認するのが最も確実です。

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