Acerのノートパソコンで使われているACアダプター「ADP-45FE F」が断線した場合、交換品を探すと「19V・2.37A・45W」という電気的な仕様が同じでも、DCプラグが「5.5×1.7mm」と「3.0×1.1mm」など複数見つかることがあります。ここで注意したいのは、ADP-45FE Fというアダプター型番だけではプラグサイズを確定できない場合があることです。同じ型番表記でも異なるコネクター仕様の商品が確認できるため、使用しているAcerノートPCの本体型番と実際のプラグ寸法を合わせて確認することが重要です。
ADP-45FE Fには異なるプラグサイズが存在する
ADP-45FE Fについて調べると、出力19V・2.37A・45Wという基本仕様は共通していても、DCプラグについては外径3.0mm・内径1.1mmの仕様と、外径5.5mm・内径1.7mmの仕様が流通しています。
実際にノートPC用交換部品を扱う販売情報でも、ADP-45FE Fについて3.0×1.1mm仕様と5.5×1.7mm仕様の両方が確認できます。そのため、「ADP-45FE Fと書いてあるから適合する」と判断して購入するのは避けたほうが安全です。
重要なのはACアダプターの型番だけではなく、ノートパソコン本体の正確な型番まで確認することです。
プラグの長さが約8mmなら3.0×1.1mmの可能性が高い
見分ける際の有力な手掛かりになるのが、プラグ先端の金属部分の「長さ」と「外径」です。ADP-45FE Fの3.0×1.1mm仕様として販売されている純正系アダプターでは、コネクター長が約7.7mm、外径3.0mm、内径1.1mmとされています。
一方、5.5×1.7mm仕様ではコネクター長が約11mmとされる製品があります。そのため、元のアダプターの金属部分の長さが約8mmで、プラグ自体もかなり細く見えるのであれば、3.0×1.1mm仕様に近い可能性があります。
ただし、定規で直径2mm程度に見えたという情報だけで断定するのはおすすめできません。直径3mmといっても非常に小さいため、普通の定規では1mm程度の測定誤差が簡単に生じます。ノギスがあれば外径を測定しやすくなります。
5.5×1.7mmと3.0×1.1mmは見た目でもかなり違う
5.5×1.7mmと3.0×1.1mmは、数字だけを見ると分かりにくいものの、実物を比較すると太さがかなり異なります。5.5mmタイプは一般的な丸型DCプラグらしい太さがあり、3.0mmタイプは細身です。
| 仕様 | 3.0×1.1mm | 5.5×1.7mm |
|---|---|---|
| 外径 | 約3.0mm | 約5.5mm |
| 内径 | 約1.1mm | 約1.7mm |
| 見た目 | かなり細い | 比較的太い |
| ADP-45FE F | 存在する | 存在する |
たとえば元のプラグを5.5mm幅のものさしの目盛りと比較すると、5.5mmタイプなら明らかに5mm以上の太さがあります。「直径2~3mmくらいにしか見えない」という細いプラグなら、5.5mmタイプとは外観が大きく異なります。
一番確実なのはパソコン本体の型番から探す方法
ACアダプターを購入するときは、壊れたアダプターに記載された「ADP-45FE F」だけで検索するより、Acerノートパソコン本体の型番を確認して検索する方法が確実です。
たとえばAcerのパソコンでは、「Aspire ○○」「Swift ○○」といったシリーズ名だけでなく、「A315-○○」「SF314-○○」など、より詳細なモデル番号が本体底面のラベルなどに記載されています。この番号を確認し、「機種型番 ACアダプター」などのキーワードで適合品を探します。
同じADP-45FE Fでも、販売情報上では対応するパソコンによって3.0×1.1mmと5.5×1.7mmの仕様が存在します。したがって、アダプター型番よりも「そのノートPCに適合するか」を優先して確認するのが失敗しにくい選び方です。
電圧・電流・ワット数も確認する
プラグが入るだけではACアダプターとして適合しているとは限りません。今回のADP-45FE Fでは「OUTPUT 19V 2.37A」、最大出力45Wという仕様が一般的です。交換品を購入するときは、少なくとも電圧、必要な電流・出力、極性、コネクター形状を確認してください。
特に電圧は重要です。元が19Vなら、基本的にはパソコンメーカーがその機種用として指定・適合確認している19Vのアダプターを選びます。プラグだけ合う別仕様のACアダプターを無理に使用するのは避けましょう。
純正品が入手できない場合は互換ACアダプターも選択肢になりますが、商品ページの「ADP-45FE F対応」という記載だけではなく、使用中のAcerパソコンの具体的な型番が対応機種に掲載されているかまで確認すると安心です。
断線したアダプターから確認できるポイント
元のACアダプターが手元に残っているなら、捨てずに購入時の比較材料として使えます。ラベルのOUTPUT欄、型番、プラグの外径・内径、金属部分の長さ、L字型かストレート型かなどを確認します。
特にプラグ外径を測るときは、先端の穴の直径と外側全体の直径を混同しないことがポイントです。「3.0×1.1mm」であれば3.0mmがプラグの外径、1.1mmが内径です。金属部分の長さは別の数値になります。
測定に自信がない場合は、元のアダプターとパソコン本体の型番が分かる写真を家電量販店やPCショップで見せて確認してもらう方法もあります。数百円、数千円を節約するためにサイズ違いを購入してしまうより確実です。
Amazonなどで購入するときのチェックリスト
通販で互換アダプターを購入する場合は、商品タイトルだけではなく仕様欄まで確認します。特に「ADP-45FE F対応」と書かれていても、コネクターサイズ違いの商品が存在する点には注意が必要です。
- パソコン本体の正確な型番が対応機種に含まれているか
- 出力電圧が19Vか
- 必要な電流・出力を満たしているか
- プラグが3.0×1.1mmか5.5×1.7mmか
- センタープラスなど極性が一致しているか
- PSE表示など、日本国内で使用する電源製品として必要な表示を確認できるか
- 販売元や保証、返品条件を確認できるか
商品によっては5.5×1.7mmのアダプターに3.0mm系への変換コネクターを付属させたものもあります。しかし、変換コネクターを増やすほど接点も増えるため、可能なら最初からパソコン本体に適合したプラグを備えた製品を選ぶほうがシンプルです。
まとめ:ADP-45FE Fだけではなく本体型番とプラグを確認しよう
AcerのADP-45FE Fには、19V・2.37A・45Wという同じ基本仕様でも、3.0×1.1mmと5.5×1.7mmなど異なるプラグ仕様の製品が流通しています。そのため、「ADP-45FE Fだからこのサイズ」と型番だけから決めることはできません。
元のプラグの金属部分が約8mmで細身なら3.0×1.1mm仕様に近い特徴がありますが、最終判断はノートパソコン本体の詳細な型番を確認して行うのが安全です。購入前に「本体型番・19V・必要電流または45W以上の適合仕様・プラグサイズ・極性」を照合すれば、サイズ違いのACアダプターを購入するリスクを大幅に減らせます。
なお、断線したACアダプターは発熱やショートにつながる可能性があるため、ケーブルを曲げると通電するといった状態でも継続使用せず、適合する交換品へ交換することをおすすめします。


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