PC版「Apex Legends」でPS4用コントローラー(DUALSHOCK 4)を使用していると、コントローラーのUSBケーブルを抜いたりBluetooth接続を切ったりした瞬間に、Apex Legendsが終了・クラッシュしてしまうことがあります。本来、コントローラーを切断しただけでゲームそのものが終了するのは通常の挙動とは考えにくく、ゲームファイル、Steam Inputなどの入力管理、Bluetooth・USB関連のドライバー、常駐ソフトなど複数の原因を切り分ける必要があります。
この記事では、PC版Apex LegendsでDUALSHOCK 4の接続を切るとゲームが落ちる場合に確認したいポイントを、比較的簡単に試せるものから順番に解説します。
PS4コントローラーを切断するとApex Legendsが落ちるのは正常?
DUALSHOCK 4はPCでも利用できるコントローラーで、ソニーの公式サポートでもWindows PCへのUSB接続方法が案内されています。したがって、PCにPS4コントローラーを接続すること自体が特殊な使い方というわけではありません。
一方、ゲーム中にコントローラーを切断した際、Apex Legendsそのものまで強制終了するのであれば、単純な「コントローラーの電池切れ」とは分けて考えたほうがよいでしょう。入力デバイスが切り替わるタイミングで、ゲーム、Steam、ドライバー、コントローラー関連ソフトなどのどこかで問題が発生している可能性があります。
特に「以前は問題なかったのに最近になって発生した」という場合は、ゲームやSteam、Windows、ドライバーなどの更新後に発生し始めていないか確認しておくと、原因を絞り込みやすくなります。
まずApex Legendsのゲームファイルを確認する
最初に試しておきたいのが、Apex Legendsのゲームファイルに破損や欠損がないかの確認です。EAの公式サポートでも、PCゲームがクラッシュ・フリーズする場合の対処としてゲームファイルの修復が案内されています。
EA app版の場合は、ライブラリからApex Legendsを選び、「管理」から「修復」を実行できます。ゲームファイルに問題が見つかれば修復されるため、コントローラー以外のタイミングでも不安定になっている場合には特に試す価値があります。
Steam版を利用している場合は、SteamライブラリでApex Legendsを右クリックし、「プロパティ」からインストール済みファイルに関する項目を開き、ゲームファイルの整合性確認を実行します。修復後はPCを一度再起動してから症状が再現するか確認するとよいでしょう。
[参照] EA公式:PC、PlayStation、Xboxでクラッシュまたはフリーズする場合のトラブルシューティング
Steam版ではコントローラー設定を確認する
Steam版Apex Legendsの場合は、Steam側がコントローラー入力を管理しているため、Steamのコントローラー設定も確認しておきたいポイントです。コントローラーの接続・切断時だけ問題が起こるなら、入力デバイスの認識や設定が関係している可能性があります。
Steamの「設定」から「コントローラ」を開き、DUALSHOCK 4がどのように認識されているか確認します。また、Apex Legendsの「プロパティ」内にあるコントローラー関連設定についても確認し、Steam Inputの設定を変更した場合に症状が変化するかテストすると原因の切り分けになります。
例えばSteam Inputを利用している状態でのみ切断時にクラッシュするのであれば、Steam側の入力処理との関連が疑えます。反対に設定を変更してもまったく同じ現象が起きるのであれば、Windowsや別の常駐ソフト側も確認する必要があります。
DS4Windowsなどを使っている場合は二重入力に注意
DUALSHOCK 4をPCゲームで使用する際、DS4Windowsなどのコントローラー変換ソフトを利用しているケースがあります。このようなソフトとSteam Inputを同時に利用すると、実際には1台しか接続していないコントローラーが複数の入力デバイスとして扱われるなど、入力管理が複雑になる場合があります。
そのため、Steam Inputとコントローラー変換ソフトを併用している場合は、一度どちらか一方だけでApex Legendsを起動してみると切り分けができます。常駐しているコントローラー関連ソフトを終了してからSteamを再起動し、同じ現象が発生するか確認する方法も有効です。
「コントローラーを抜く瞬間だけ落ちる」という症状では、ゲームそのものだけではなく、入力デバイスが追加・削除された瞬間の処理に注目するのがポイントです。
USB接続とBluetooth接続を入れ替えて確認する
DUALSHOCK 4をUSBケーブルで使用している場合はBluetooth接続、Bluetoothで使用している場合はUSB接続に変更してみると、問題がコントローラーそのものにあるのか、接続方式にあるのかを切り分けやすくなります。
例えばUSB接続を切断した場合だけApex Legendsが落ち、Bluetoothを切断しても落ちないのであれば、USBポート、USBドライバー、ケーブル、USBハブなどが関係している可能性があります。逆にBluetoothだけで発生する場合は、BluetoothアダプターやBluetoothドライバーなどを確認します。
USBハブを利用しているなら、テスト時だけでもPC本体のUSBポートへ直接接続してみましょう。また、別のUSBケーブルや別のUSBポートでも再現するか確認すると、ケーブルや端子の不具合を除外できます。
[参照] PlayStation公式:DUALSHOCK 4をPCなどで使用する方法
Windowsと各種ドライバーを更新する
コントローラーを切断した瞬間にクラッシュする場合、Windows側のデバイス管理やドライバーが影響している可能性もあります。Windows Updateを確認し、保留されている更新プログラムがあれば適用してPCを再起動します。
あわせて、GPUドライバーやBluetoothドライバー、PC・マザーボードメーカーが提供しているチップセット関連ドライバーについても確認します。EAの公式サポートでも、PC版ゲームのトラブルシューティングとしてWindowsやGPU、ドライバーの更新確認が案内されています。
ただし、原因を特定しやすくするため、一度に大量の設定を変更するより「ゲームファイル確認→Steam設定→接続方法変更→ドライバー確認」のように一つずつ試すのがおすすめです。
オーバーレイや常駐ソフトも切り分ける
Apex Legendsのクラッシュでは、ゲーム画面に重ねて情報を表示するオーバーレイ機能や常駐アプリが影響するケースもあります。EA公式も、EA appのゲーム内オーバーレイがクラッシュの原因になる場合があるとして、問題の切り分けとして一時的にオフにする方法を案内しています。
Steamオーバーレイ、EA appのオーバーレイ、Discordなどのオーバーレイ、録画・モニタリングソフトなどを複数利用している場合は、一時的に不要なものを終了して再現するか確認します。
コントローラー切断時に毎回ほぼ確実に落ちるのであれば、常駐ソフトを減らした状態で「Apex Legends起動→コントローラー接続→切断」という同じ手順を繰り返すことで、原因になっているソフトを発見しやすくなります。
[参照] EA公式:EA appのゲーム起動・ロード問題のトラブルシューティング
原因を探すなら再現条件を整理する
改善しない場合は、「いつ落ちるのか」を整理すると原因を特定しやすくなります。特に、USBケーブルを抜いた場合だけなのか、BluetoothをWindowsから切断しても落ちるのか、Apex Legendsのロビーでも落ちるのか、試合中だけなのかを確認します。
例えば「ロビー画面でUSB接続のDUALSHOCK 4を抜いても落ちる」という状態なら、ネットワークや試合中の処理よりもコントローラーの切断イベントに原因がある可能性が高まります。一方、コントローラーを触らなくてもクラッシュするのであれば、一般的なApex Legendsのクラッシュ問題としてGPUドライバーやゲームファイルなども広く調べる必要があります。
エラーメッセージや「Apex_crash.txt」が生成されている場合も重要な手掛かりです。EA公式でもApex Legendsのクラッシュ時にはゲームファイルの修復などのトラブルシューティングを案内しています。
まとめ:コントローラー切断だけでApexが落ちる場合は入力環境から切り分ける
PC版Apex LegendsでPS4コントローラーを切断するとゲームまで終了してしまう場合は、まずゲームファイルを修復・確認し、その後にSteam Inputやコントローラー関連ソフト、USB・Bluetooth接続、Windowsや各種ドライバーを順番に確認するのが効率的です。
特にSteam InputとDS4Windowsなど複数の入力管理機能を利用している場合や、USB接続時だけ発生する場合は、コントローラーの接続・切断処理がトラブルの手掛かりになります。USBとBluetoothの両方で再現するか試すだけでも、原因の範囲をかなり絞ることができます。
ゲームファイル確認、Steamのコントローラー設定確認、関連常駐ソフトの停止、USBとBluetoothの比較、Windows・ドライバー更新の順に一つずつ検証すると、設定をむやみに変更するより原因を特定しやすくなります。それでも改善しない場合は、発生日時や再現手順、表示されたエラー内容を記録したうえでEAのサポート情報を確認するとよいでしょう。


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