予算20万円前後でVALORANT(ヴァロラント)、Apex Legends、Overwatchを遊ぶゲーミングPCを探すなら、かなり選びやすい価格帯です。これらのFPS・ヒーローシューターは最高級GPUを必要とするタイトルではないため、4K最高画質よりもフルHDで高いフレームレートを安定して出せる構成を重視すると、予算を有効に使えます。
特にVALORANTでは144fps以上を狙うプレイヤーも多く、Riot Gamesも144fps以上向けのハイエンド要件を公開しています。VALORANT公式動作環境[参照] Apex LegendsやOverwatchも含めて遊ぶなら、20万円前後では公式推奨環境を満たすだけでなく、その先の高fpsを意識したPCを選べます。
2026年に20万円前後で探すなら、GeForce RTX 5060~RTX 5060 Tiクラスを中心に、Core i5・Core Ultra 5またはRyzen 5~7クラス、メモリ16GB以上、SSD 1TBを一つの目安にすると選びやすいでしょう。完成品PCは価格と在庫が頻繁に変わるため、売り切れた1機種にこだわるよりスペックを基準に代替モデルを探す方法がおすすめです。
VALORANT・Apex・Overwatchに必要な性能はどのくらい?
まず確認したいのが3タイトルの要求スペックです。VALORANTは比較的軽量で、公式の144fps以上向け構成でもCPUはCore i5-9400FまたはRyzen 5 2600X、GPUはGTX 1050 Tiなどが挙げられています。したがって現在の20万円クラスのゲーミングPCなら、VALORANTだけを動かすにはかなり余裕があります。
Apex LegendsはVALORANTよりGPU負荷が高く、EAの公式推奨環境ではCPUがCore i5-3570K相当、GPUがGeForce GTX 970またはRadeon R9 290、メモリ8GBなどとなっています。EA Apex Legends PC動作環境[参照]
Overwatchについても、公式配信されているPC版の推奨環境ではRyzen 5などが挙げられています。Overwatch PC動作環境[参照] 20万円前後なら「起動できる最低ライン」を探す必要はなく、高リフレッシュレートのゲーミングモニターを活かせる性能を狙うほうがよいでしょう。
20万円前後ならRTX 5060~RTX 5060 Tiクラスを狙いたい
ゲーム用途で最優先したいパーツはGPUです。2026年時点ならGeForce RTX 50シリーズが販売されており、20万円前後ではRTX 5060搭載機を基本候補にしつつ、セールなどでRTX 5060 Ti搭載機が予算に近づいていれば比較する価値があります。
RTX 5060 Tiには8GBと16GBのモデルがあります。VALORANT・Apex・OverwatchをフルHD中心で遊ぶだけなら、VRAM容量だけを理由に無理をして高額モデルを選ぶ必要はありません。一方、今後より重いゲームを遊ぶ、WQHDへ移行する、ゲーム以外のGPU用途にも使うのであれば16GB版も候補になります。
なお、2026年現在のBTO価格を見るとRTX 5060 Ti搭載機でも20万円を大きく超える製品があります。例えばマウスコンピューターのG TUNEではRTX 5060 Ti搭載モデルが30万円台で掲載されている例もあります。G TUNE RTX 5060 Ti搭載PC[参照] そのため、「RTX 5060 Tiなら何でも20万円で買える」と考えず、CPUなどを含む構成と実売価格を確認することが重要です。
20万円前後でおすすめのスペック構成
VALORANT・Apex・Overwatchをメインにする場合、次のような構成を基準にBTOパソコンを探すと比較しやすくなります。
| パーツ | おすすめの目安 |
|---|---|
| GPU | RTX 5060クラス以上を基本に、RTX 5060 Tiが予算内なら比較 |
| CPU | Core i5・Core Ultra 5・Ryzen 5~7クラス |
| メモリ | 16GB以上、余裕があれば32GB |
| SSD | 1TB NVMe SSD推奨 |
| OS | Windows 11 |
| 電源 | GPUに適した容量を確保したBTO構成 |
| 想定解像度 | フルHD中心、構成によってWQHDも検討 |
例えば「VALORANTを高fpsで遊びながらDiscordで通話し、Chromeも開いている」という使い方なら16GBでも可能ですが、予算内で32GBへ増やせるなら余裕が生まれます。ゲーム配信や動画編集まで考えている場合も32GBを選ぶメリットがあります。
SSDは500GBより1TBをおすすめします。Apex Legendsだけでも公式要件では75GBの空き容量が示されており、複数のゲーム、Windows、録画データなどを保存すると容量を消費します。EA公式 Apex Legends動作環境[参照]
FPS中心ならCPUも軽視しない
高画質の重量級ゲームではGPU性能が特に重要ですが、VALORANTのような競技系FPSを低~中設定で高fps動作させる場合はCPU性能も重要になります。そのため、GPUだけ豪華でCPUが極端に弱い構成はおすすめしにくくなります。
ただし、20万円の予算でCore i9やRyzen 9のような上位CPUを優先する必要もありません。VALORANT・Apex・Overwatchが目的なら、Core i5・Core Ultra 5やRyzen 5~7クラスの十分なCPUとミドルレンジGPUを組み合わせるほうが予算のバランスを取りやすくなります。
例えば「高価なCore i9+低価格GPU」という構成より、「十分に速いミドルクラスCPU+RTX 5060 Ti」のようにゲーム性能へ予算を配分した構成のほうが、用途に合う場合があります。
144Hz・165Hz・240Hzモニターとの組み合わせを考える
VALORANT、Apex、Overwatchを遊ぶなら、PCだけでなくモニターのリフレッシュレートも重要です。高fpsを出せるPCを購入しても60Hzモニターを使っていると、その性能を視覚的に十分活かせません。
初めてゲーミング環境をそろえるならフルHD・144Hz~180Hz前後は扱いやすい選択肢です。VALORANTを特に重視し、競技性を優先するなら240Hzクラスを検討する方法もあります。
ここで重要なのが「20万円にモニター代を含むのか」です。PC本体だけで20万円使える場合と、モニター・マウス・キーボード・ヘッドセットまで20万円に含める場合では、選べるPCが変わります。
PC本体+周辺機器で20万円なら配分を変える
PCを初めて購入する場合、20万円すべてを本体へ使ってしまうとモニターなどを購入する予算がなくなることがあります。BTOパソコンは基本的にモニターが別売りです。
| 予算 | 配分例 |
|---|---|
| PCだけで約20万円 | RTX 5060~5060 Tiクラスを優先 |
| PC+モニターで約20万円 | PC約16~18万円+モニター |
| 一式すべてで約20万円 | PC約15~17万円+モニター・マウス・キーボードなど |
すでにゲーミングモニターや周辺機器を持っているなら、本体へ20万円近く投入できます。逆にゼロからそろえる場合はPC本体を少し抑え、フルHD高リフレッシュレートモニターへ予算を残すほうがゲーム体験全体では満足しやすい場合があります。
売り切れたPCと同じ機種を待つ必要はない
BTOゲーミングPCはセールや在庫状況によって販売終了・売り切れになることが珍しくありません。しかし、重要なのは商品名ではなく中に入っているCPU・GPU・メモリ・SSDなどです。
例えば購入予定だったPCが「Ryzen 7+RTX 5060+メモリ32GB+SSD 1TB」だったなら、別メーカーで近い構成を探せば代替できます。ケースのデザインや保証などは違いますが、同等クラスの主要パーツならゲーム性能も比較しやすくなります。
「欲しかった○○というPCが売り切れた」ではなく、「CPU・GPU・メモリ・SSDが何だったか」をメモして代替品を探すのがコツです。むしろ別メーカーのセールで、同じ予算から一段よい構成が見つかることもあります。
BTOメーカーは保証と総額まで比較する
完成品を購入するなら、ドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房など複数のBTOメーカーを比較するとよいでしょう。同じGPUを搭載していても、CPU、メモリ、SSD、電源、保証などが異なります。
例えばマウスコンピューターのG TUNEでは、製品によって3年間のセンドバック修理保証や24時間365日の電話サポートが付く構成があります。PC初心者なら、本体価格だけでなく保証内容にも価値があります。マウスコンピューター G TUNE[参照]
一方、他社のセールで同程度のスペックが大幅に安くなることもあります。価格は頻繁に変わるため、メーカー名を先に決めるのではなく、購入日に同じ予算・同程度の構成で比較する方法が合理的です。
20万円のPC選びで避けたい構成
20万円あれば選択肢が多い一方、見た目や「Core i7搭載」といった宣伝だけで選ぶとゲーム性能に対して割高なPCを買ってしまう可能性があります。
- GPUの型番が明記されていない
- CPUがCore i7などのブランド名だけで具体的な型番が不明
- ゲーム用なのにGPUが予算に対して弱すぎる
- メモリが8GBしかない
- SSDが極端に少ない
- 白いケースやRGBなど見た目の追加料金が大きく、GPU性能を下げている
- 中古なのに電源やSSDの使用状況・保証が不明
特にCPUの「Core i7」という名称だけでは性能を判断できません。世代や型番によって性能が異なるため、CPUは必ずフル型番を確認しましょう。
また、FPSゲームが目的なら見た目に数万円を使うより、GPU・CPU・メモリ・モニターへ回したほうが実際のプレイ環境を改善しやすくなります。もちろんデザインを重視する場合は、その追加費用を理解したうえで選べば問題ありません。
まとめ:20万円ならVALORANT・Apex・Overwatch用PCは十分狙える
予算20万円前後でVALORANT、Apex Legends、Overwatchを遊ぶなら、性能面ではかなり選択肢があります。3タイトルとも現在の20万円クラスのゲーミングPCなら公式推奨スペックを大きく上回る構成を狙えるため、単に「動くか」ではなく高fpsで快適に遊べるかを基準に選びましょう。
目安はRTX 5060クラス以上を中心に、予算内ならRTX 5060 Tiも比較し、Core i5・Core Ultra 5またはRyzen 5~7クラス、メモリ16GB以上、SSD 1TBという構成です。余裕があればメモリ32GBを選ぶと、Discordやブラウザの同時使用、配信などにも対応しやすくなります。
購入予定だったPCが売り切れていても、同じ商品が再入荷するまで待つ必要はありません。元のPCのCPU・GPU・メモリ・SSDを確認し、そのスペックを基準に複数のBTOメーカーを比較すれば代替モデルを探せます。PC本体だけで20万円なのか、モニターや周辺機器込みで20万円なのかも先に決めておくと、予算内でバランスのよいゲーミング環境を作りやすくなります。

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