子供のポートレート撮影では、背景が大きくぼけた印象的な写真や、スマホでは表現しにくい立体感のある写真を撮るためにレンズ選びが重要になります。特にフルサイズミラーレスのSony α7IIIを使っている場合、高性能な単焦点レンズを追加することで写真の表現力を大きく高めることができます。
子供のポートレート撮影で単焦点レンズを追加するメリット
現在所有しているタムロン28-75mm F2.8や70-200mm F2.8は非常に使いやすい万能レンズですが、単焦点レンズならではの大きなボケや明るい開放F値による表現力があります。
例えば屋外で子供を撮影する場合、背景に木々や公園の風景があると、F1.4やF1.8のレンズでは背景を大きくぼかして、主役である子供を際立たせることができます。写真を見る人に強い印象を与える作品作りには単焦点レンズが向いています。
また、単焦点レンズは構造がシンプルなため、ズームレンズよりも高い解像感や美しいボケ味を楽しめるモデルが多い点も魅力です。
85mm F1.4レンズは自然な距離感のポートレート向き
85mmはポートレート撮影で昔から定番とされる焦点距離です。被写体との距離が適度に取れるため、子供とのコミュニケーションを取りながら自然な表情を撮影できます。
例えば公園で子供が遊んでいる場面では、少し離れた場所から声をかけながら撮影できるため、カメラを意識していない自然な笑顔を残しやすくなります。
SIGMA 85mm F1.4 DG DN Artのような高性能レンズは、非常に美しいボケと高い解像力を持っており、α7IIIとの組み合わせでも満足度の高いポートレート撮影が可能です。
135mm F1.8レンズは圧倒的なボケと特別感のある写真向き
135mm F1.8は85mmよりさらに望遠になるため、背景を大きく圧縮したドラマチックな写真を撮影できます。遠くから子供を撮影しても背景が大きくぼけ、被写体が浮かび上がるような仕上がりになります。
例えば広い公園や自然の中で撮影する場合、135mmは背景の木々や光を美しく整理し、まるで広告写真のような雰囲気を作りやすいです。
一方で、室内や狭い場所では被写体との距離を十分に取れないことがあります。また、動き回る子供を追いかけながら撮影する場合は85mmより扱いが難しくなる点には注意が必要です。
現在所有しているレンズとの使い分けを考える
タムロン28-75mm F2.8は日常撮影や旅行、家族写真など幅広く使える便利なレンズです。70-200mm F2.8は運動会や発表会など、少し離れた場所から撮影する場面で活躍します。
そのため追加するレンズは、現在のレンズでは得られない表現を目的に選ぶことが重要です。ボケの美しさや子供との距離感を重視するなら85mm F1.4、特別感のある一枚を狙うなら135mm F1.8が向いています。
例えば普段の公園遊びや家族のお出かけで頻繁に使いたい場合は85mm、記念写真や作品として残したい写真を撮りたい場合は135mmを選ぶと満足しやすいでしょう。
中古で7〜8万円台ならどのレンズがおすすめか
中古市場で7〜8万円程度の予算なら、状態の良い85mm F1.4や135mm F1.8の旧モデルを狙うことができます。購入時は外観だけではなく、レンズ内のカビや曇り、AF動作、絞り動作などを確認することが大切です。
子供撮影をメインに考える場合、最初の一本としては85mm F1.4のほうが使いやすいケースが多いです。撮影できる場所を選びにくく、自然な距離感でコミュニケーションを取りながら撮影できます。
一方で、すでに70-200mm F2.8を所有していて望遠域の撮影に慣れている場合や、背景ボケを最大限楽しみたい場合は135mm F1.8を追加する価値があります。
α7IIIで子供ポートレート用レンズを選ぶ時のポイント
α7IIIは高性能なオートフォーカスを搭載していますが、子供の撮影ではAF速度や瞳AFへの対応も重要です。特に走る、振り向く、遊ぶといった動きのある場面ではピント性能が写真の成功率を左右します。
また、レンズの重量も確認しましょう。135mmクラスの大口径レンズは描写性能が高い反面、長時間持ち歩くと負担になることがあります。家族との外出で気軽に使うなら、重量とのバランスも大切です。
撮影スタイルに合わせて、性能だけではなく持ち出しやすさや使用頻度も考えることで、購入後に活躍するレンズを選びやすくなります。
まとめ:子供の自然な表情なら85mm、作品性を求めるなら135mmがおすすめ
α7IIIで子供のポートレート撮影をさらに楽しみたい場合、85mm F1.4と135mm F1.8はどちらも魅力的な選択肢です。
普段の公園撮影や家族写真など幅広く使いたいなら85mm F1.4、背景を大きくぼかした印象的な写真や特別な一枚を撮りたいなら135mm F1.8が適しています。
現在の28-75mm F2.8と70-200mm F2.8という組み合わせを考えると、撮影の楽しさを広げる一本としては85mm F1.4が扱いやすく、作品撮影を重視するなら135mm F1.8を選ぶと満足度の高いシステムになります。


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