Bambu Lab AMS liteを導入した直後に、一部のスロットだけフィラメントを挿入しても反応しないケースがあります。特に1番と4番は正常に認識するのに、2番と3番だけフィラメントの巻き取り動作が始まらない場合は、フィラメント自体ではなくAMS lite本体や接続状態、フィード機構の不具合が原因になっている可能性があります。この記事ではAMS liteの一部スロットだけが認識しない場合に確認したいポイントを順番に解説します。
AMS liteのスロットごとの動作を理解する
AMS liteは各スロットごとに独立したフィードユニットとセンサーを搭載しています。そのため、1番と4番が正常でも2番と3番だけが動作しないことがあります。
フィラメントを挿入した際には、通常はセンサーが検知して送り機構が動作し、フィラメントを自動的に引き込みます。この最初の巻き取り動作すら発生しない場合は、センサー検知以前の問題や電気的な接続不良も疑われます。
最初に確認したい基本チェック項目
まずは以下の項目を確認してください。
- AMS liteとプリンター本体のケーブルが確実に接続されているか
- AMS liteの電源供給に問題がないか
- プリンターのファームウェアが最新か
- Bambu Studio上でAMS liteが正常認識されているか
- フィラメントがまっすぐ挿入されているか
新品でも輸送中の振動などによってコネクタがわずかに緩んでいる場合があります。一度電源を切り、ケーブルを抜き差しして再接続すると改善することがあります。
2番・3番スロットだけ反応しない場合の切り分け方法
特定のスロットだけ反応しない場合は、フィラメントではなくスロット側の問題かどうかを確認します。
例えば1番スロットで認識される純正PLAをそのまま2番スロットへ移動し、同じ現象が発生するか確認してください。
もし1番では正常で2番では無反応の場合、フィラメント側ではなく2番スロットのセンサーやフィード機構に問題がある可能性が高くなります。
| 確認結果 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 全スロットで認識しない | 配線や設定の問題 |
| 2番・3番のみ認識しない | スロット側の不具合 |
| 特定フィラメントのみ認識しない | フィラメント形状や挿入状態 |
内部のフィード機構やセンサーを確認する
フィラメント挿入口を目視で確認し、異物や輸送時の梱包材が残っていないか確認してください。
まれに製造時の個体差や輸送時の衝撃によってフィードローラー周辺の部品が正常位置からずれていることがあります。
また、フィラメントを挿入した際にローラーが全く回転しない場合は、モーターやセンサー系統の異常も考えられます。
新品状態で複数スロットが完全に無反応の場合は、無理な分解は避けることをおすすめします。
ファームウェア更新と再起動を試す
AMS liteやプリンター本体のファームウェアが古い場合、一部機能の認識不良が発生することがあります。
Bambu Studioまたはプリンター本体の設定画面からファームウェアの更新状況を確認し、最新バージョンへアップデートしてください。
更新後はプリンター本体とAMS liteの両方を再起動し、再度フィラメント挿入時の動作を確認します。
初期不良が疑われるケース
以下のような状況では初期不良の可能性があります。
- 新品開封直後から2番・3番だけ反応しない
- フィラメントを入れても巻き取り動作が一切発生しない
- 複数種類のフィラメントで同じ症状が出る
- ケーブル再接続や再起動でも改善しない
この場合は購入店またはBambu Labサポートへ問い合わせるのが最も確実です。
問い合わせ時には症状の動画やAMS画面のスクリーンショットを添付すると状況が伝わりやすくなります。
サポート情報は[参照]から確認できます。
まとめ
AMS liteで1番と4番は正常なのに2番と3番だけフィラメントを認識しない場合は、フィラメント自体よりもスロット側のセンサーやフィード機構、接続状態に原因があることが多くあります。
まずはケーブル接続、フィラメントの入れ替え確認、ファームウェア更新を実施し、それでも改善しない場合は初期不良の可能性を考慮してサポートへ相談しましょう。特に新品で最初から複数スロットが無反応の場合は、早めの問い合わせが解決への近道です。


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