印刷物のQRコードをスマートフォンで取り込みたい場合、多くの人はQRコードリーダーアプリを利用します。しかし、QRコードの内容を読み取って再生成するタイプのアプリでは、見た目が異なるQRコード画像になってしまうことがあります。この記事では、元のQRコードの見た目をそのまま保存したい場合の方法について解説します。
なぜQRコードの見た目が変わってしまうのか
一般的なQRコードアプリは、QRコード画像そのものを保存しているのではなく、内部に記録されているデータを読み取り、そのデータから新しいQRコードを生成しています。
QRコードには誤り訂正レベルやマスクパターンなど複数の生成方法があり、同じ内容を記録していても見た目が異なるQRコードになることがあります。
そのため、QRコードを読み取って再生成すると、元の印刷物と完全に同じ模様にならない場合があります。
見た目そのままで保存したい場合の考え方
元のQRコードと同じパターンを残したい場合は、「QRコードとして読み取る」のではなく、「画像として保存する」ことが重要です。
感覚としては文書OCRではなく、スキャナーで画像を取り込む作業に近くなります。
つまり必要なのはQRコード生成アプリではなく、高品質なスキャンアプリや画像補正アプリです。
スマホで綺麗に保存する方法
スマートフォンを利用する場合は、書類スキャン機能を備えたアプリが役立ちます。
- Microsoft Lens
- Adobe Scan
- Google Driveのスキャン機能
- iPhone標準の書類スキャン機能
これらのアプリでは台形補正や影の除去を行いながら、QRコード部分を画像として保存できます。
QRコードを読み取る機能ではなく、写真またはスキャン画像として保存する設定を選ぶことがポイントです。
独自フォーマットのQRコードでも保存できる?
業務用システムや独自アプリで利用されるQRコードの中には、URLではなく特殊な文字列やバイナリデータが記録されている場合があります。
このようなQRコードは一般的なリーダーでは意味不明な英数字や記号として表示されることがありますが、画像として保存するだけなら問題ありません。
むしろ再生成すると独自仕様の情報が失われる可能性があるため、画像保存の方が安全な場合もあります。
元の模様を完全に残したいならスキャナーも有効
印刷物の状態が良く、自宅やコンビニでスキャナーが利用できる場合は、300dpi以上の解像度でスキャンすると高品質な画像として保存できます。
特に細かいセル構造を持つ高密度QRコードでは、スマホ撮影よりもフラットベッドスキャナーの方が正確に保存できることがあります。
保存形式はPNGがおすすめで、JPEGよりも画質劣化を抑えられます。
まとめ
QRコードを元の見た目そのままで保存したい場合は、QRコードリーダーで読み取って再生成するのではなく、画像やスキャンデータとして保存することが重要です。
Microsoft LensやAdobe Scanなどの書類スキャンアプリを利用すれば、印刷物のQRコードを綺麗な画像として保存できます。独自フォーマットのQRコードであっても、画像として取り込めば元のパターンを維持できるため、再生成機能ではなくスキャン機能を活用するのがおすすめです。


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