キヤノンの白い望遠レンズを中古で探していると、新しいRFレンズと比べてEF時代の白レンズが少し黄色っぽく見えることがあります。この色の違いを見ると「長年使われたことで黄ばんだのでは?」「新しいRFレンズも将来的に黄色くなるのでは?」と疑問に感じる方も少なくありません。
しかし、白レンズの色味の違いには経年劣化だけではなく、素材や塗装、製造時期による違いも関係しています。この記事では、キヤノンのEF白レンズが黄色く見える原因や、RFレンズも同じように変化するのかについて詳しく解説します。
EF白レンズが黄色っぽく見える主な理由
中古市場で見かける古いキヤノンEF白レンズが黄色っぽく感じられる理由は、必ずしも「黄ばんで劣化したから」だけではありません。白レンズには発売時期による塗装色の違いがあります。
キヤノンの白レンズは長い歴史があり、時代によって白色塗装の色味や質感が少しずつ変更されています。特に古いEFレンズでは、現在のRFレンズと比べるとやや暖色寄りの白に見えるものがあります。
そのため、同じキヤノンの白レンズでも、新品のRFシリーズと中古の古いEFシリーズを並べると、古いほうがアイボリーやクリーム色に近く感じる場合があります。
本当にレンズの白い外装は経年で黄ばむのか
白いプラスチックや塗装は、長期間の使用によって紫外線や環境による影響を受け、色味が変化する可能性があります。しかし、キヤノンの白レンズの外装は一般的なプラスチック製品とは異なり、耐久性を考慮した塗装が施されています。
特にプロ向けのLレンズでは、屋外撮影で長期間使用されることを前提に設計されています。そのため、通常使用で極端に黄色く変色するケースは多くありません。
中古のEF白レンズが黄色っぽく見える場合は、紫外線による変色よりも、もともとの塗装色や製造年代による違いであることが多いです。
レンズ内部の黄変と外装の色変化は別物
レンズで「黄ばみ」と言う場合、外装の色ではなく内部の光学系に起こる黄変を指すこともあります。これは古いレンズで使われていた一部の光学素材が経年変化することで発生するものです。
内部の黄変が起こると、撮影した写真がわずかに暖色寄りになる場合があります。ただし、キヤノンのEF白レンズでは比較的新しい時代の製品ほど影響は少なく、通常の撮影で大きな問題になるケースは少ないです。
例えば中古のEF70-200mm F2.8L IS II USMなどを購入する場合、外装が少し黄色く見えても、それだけで光学性能が低下しているとは判断できません。実際にはレンズ内部の状態やカビ、曇り、コーティング状態を確認することが重要です。
RF白レンズも将来的に黄色くなる可能性はあるのか
RFマウントの白レンズも、長期間使用すれば外装の色味が多少変化する可能性はあります。しかし、現在の素材や塗装技術は過去のEF時代から進化しているため、同じ条件で比較すると変色への耐性は高くなっています。
また、RFレンズは比較的新しい製品が多いため、現時点では長期間使用後の経年変化を判断できるほどの年月が経っていないモデルも多くあります。
ただし、直射日光の当たる場所で長期間保管したり、高温多湿な環境に置いたりすると、どのようなレンズでも外装やゴム部品などに影響が出る可能性があります。
中古のEF白レンズを選ぶときに確認すべきポイント
中古のキヤノン白レンズを購入する場合、外装の白さだけで状態を判断するのはおすすめできません。重要なのは撮影性能に影響する部分を確認することです。
- レンズ内部にカビや曇りがないか
- 強い光を当てたときに内部の汚れがないか
- オートフォーカスが正常に動作するか
- 手ブレ補正機能が正常か
- レンズコーティングに傷や劣化がないか
例えば、少し色味が変化した白レンズでも、内部がきれいで動作に問題がなければ、現在でも十分に高性能な撮影機材として使用できます。
むしろEF時代のLレンズには、RFレンズにはない描写の特徴や中古価格の魅力があります。外観の色だけで判断せず、実際の状態を確認することが大切です。
まとめ|EF白レンズの黄色っぽさは必ずしも劣化ではない
キヤノンの古いEF白レンズがRFレンズより黄色っぽく見える理由は、経年劣化だけではなく、製造年代による塗装や素材の違いが大きく影響しています。
外装が少しクリーム色に見えても、必ずしも性能が低下しているわけではありません。中古購入では白さよりも、レンズ内部の状態や動作確認を重視することが重要です。
RF白レンズも将来的に多少の色変化が起こる可能性はありますが、適切に保管すれば長く美しい状態で使用できます。EFレンズとRFレンズの違いを理解して、自分の撮影スタイルに合った一本を選ぶことがおすすめです。


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