RTX3050とGTX1070の2GPU構成でゲーム配信はできる?OBSを別GPUで動かす方法と注意点を解説

パソコン

ゲーム配信で高画質な映像を届けたい場合、GPUの負荷を分散するために2枚のグラフィックボードを搭載する方法を考える人もいます。RTX3050とGTX1070のように世代や性能が異なるGPUを組み合わせることは可能ですが、正しい設定や役割分担を理解しておくことが重要です。この記事では、2GPU環境の作り方やOBS配信での活用方法、注意点について詳しく解説します。

2枚のGPUを搭載することは可能なのか

現在のWindows 11環境では、異なるメーカーや世代のGPUを同時に搭載して利用することが可能です。例えばRTX3050とGTX1070の組み合わせでも、マザーボードにPCI Expressスロットがあり、電源容量が足りていれば動作させることができます。

ただし、2枚のGPUを接続したからといって、ゲーム性能が単純に2倍になるわけではありません。NVIDIA SLIのような仕組みは現在のゲームではほとんど利用されておらず、一般的にはそれぞれのGPUに別々の役割を担当させる使い方になります。

今回のように「RTX3050でゲームを処理し、GTX1070でOBSなど配信用処理を担当する」という構成は、2GPUの代表的な利用方法のひとつです。

RTX3050とGTX1070の役割分担を決める

2GPU環境では、どちらのGPUを何に使うかを明確にすると安定します。

用途 おすすめGPU
ゲームプレイ RTX3050
OBSの録画・配信処理 GTX1070
動画編集やエンコード 用途に応じて選択

ただし、RTX3050にはNVENCという専用エンコーダーが搭載されています。OBS配信ではCPUではなくGPU内のエンコーダーを使うため、RTX3050単体でも高品質な配信が可能です。

GTX1070にもNVENCはありますが、RTXシリーズのNVENCより世代が古いため、画質や効率ではRTX3050側が有利な場合があります。

2GPUでOBSを別GPUに担当させる設定方法

OBSで使用するGPUを変更するには、Windows側でアプリごとのGPU設定を変更します。

  1. Windowsの「設定」を開く
  2. 「システム」から「ディスプレイ」を選択
  3. 「グラフィック」を開く
  4. OBS Studioを追加する
  5. 「オプション」から使用するGPUを選択する

また、OBS側でも「設定」から「出力」を開き、エンコーダー設定を確認できます。使用するGPUのNVENCが選択されているか確認しましょう。

例えばゲームをRTX3050で動かし、OBSをGTX1070側に設定した場合、OBSのエンコード処理はGTX1070のNVENCが担当します。

2GPU構成で注意するポイント

2枚のGPUを搭載すると消費電力や発熱が増加します。750W Gold電源であればRTX3050とGTX1070の組み合わせでは容量的には余裕がありますが、ケース内の冷却性能は確認が必要です。

また、GTX1070は補助電源が必要なモデルが多いため、電源ユニットのPCI Express補助電源ケーブルが足りるか確認しましょう。

さらに、GPUを2枚搭載すると内部スペースを大きく使用するため、厚みのあるグラフィックボードでは隣接スロットを塞いで冷却が悪化する場合があります。

CPUやメモリ容量も配信性能に影響する

使用しているCore i5-10400Fはゲーム用途では十分な性能がありますが、配信や録画、ゲームを同時に行う場合はメモリ容量にも注意が必要です。

現在メモリが16GB×1枚とのことですが、ゲーム配信では16GBだと不足する場面があります。可能であれば16GBをもう1枚追加して32GBのデュアルチャネル構成にすると、ゲームやOBSの安定性が向上します。

例えば、ゲーム・OBS・ブラウザ・チャットアプリを同時に起動するとメモリ使用量が増えるため、32GB環境の方が余裕を持って配信できます。

RTX3050単体配信と2GPU配信はどちらが良いか

現在の構成では、必ずしもGTX1070を追加しなくてもRTX3050単体で十分な配信ができる可能性があります。

特にゲーム画面をRTX3050で処理し、同じRTX3050のNVENCで配信する方法は、多くの配信者が利用している一般的な構成です。

一方で、GTX1070が余っていて、ゲーム側の負荷を少しでも分散したい場合や、録画・配信・エンコードなど複数用途で使いたい場合には2GPU構成を試す価値があります。

まとめ|2GPUは可能だが役割分担と設定が重要

RTX3050とGTX1070を組み合わせた2GPU環境は、Windows 11では問題なく構築できます。ゲームをRTX3050、OBSをGTX1070という使い方も可能です。

ただし、RTX3050のNVENCは性能が高いため、配信目的だけならRTX3050単体でも十分な場合があります。2GPU化する場合は、電源容量・冷却・メモリ容量も合わせて確認しましょう。

まずは2枚のGPUを搭載してOBSのエンコーダー設定を変更し、実際の配信で負荷や画質を確認しながら最適な構成を探すことがおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました