2台のノートパソコンを使っていると、「片方に入っているMicrosoft Officeをもう片方へ移したい」と考えることがあります。しかし、Officeは単純にソフトをコピーするだけでは移行できず、購入した種類やライセンス形態によって対応方法が変わります。この記事では、Microsoft Officeを別のPCへ移すことができるケースや、確認すべきポイント、具体的な移行手順について解説します。
Microsoft Officeは別のパソコンへ移動できるのか
Microsoft Officeを別のパソコンへ移せるかどうかは、Officeの購入方法によって決まります。すべてのOfficeが自由に移動できるわけではありません。
大きく分けると、Officeには以下のような種類があります。
| 種類 | 移行できる可能性 |
|---|---|
| パッケージ版(POSA版・カード版) | 条件を満たせば別PCへ移行可能 |
| Microsoft 365(サブスクリプション) | アカウントで管理して移行可能 |
| PC購入時に付属したOffice | 基本的に購入したPC専用 |
例えば、家電量販店などで購入したOfficeのライセンスカードを使ってインストールした場合は、古いPCから削除することで新しいPCへ移行できる場合があります。
移行できない可能性が高いOfficeの種類
注意が必要なのは、ノートパソコン購入時に最初から入っていたOfficeです。このタイプは「OEM版」と呼ばれ、基本的にそのパソコン専用のライセンスになっています。
例えば、AというノートPCを購入した時にWordやExcelが付属していた場合、そのOfficeをBという別のノートPCへ移すことは通常できません。
この場合は、新しいPC側で別途Officeを購入するか、Microsoft 365などの契約を利用する必要があります。
まず確認したいOfficeのライセンス種類
Officeを移行できるか判断するには、現在使っているPCのOfficeがどの種類なのか確認しましょう。
確認方法の一例は以下の通りです。
- WordやExcelを起動する
- 「ファイル」をクリックする
- 「アカウント」を開く
- 製品情報を確認する
ここで「Microsoft 365」と表示されている場合は、Microsoftアカウントにログインすることで別PCでも利用できます。
一方で、「Office Home & Business 2021」などの買い切り版の場合は、ライセンスの種類によって移行条件が異なります。
Microsoft 365なら別PCへの移行は簡単
Microsoft 365を利用している場合は、Officeのプログラム自体を移動するのではなく、新しいパソコンへ再インストールする形になります。
手順は以下の流れです。
- 新しいPCでMicrosoftアカウントへログインする
- Officeのインストールページからダウンロードする
- WordやExcelを起動して認証する
例えば、古いノートPCを処分して新しいノートPCへ買い替える場合でも、契約中のMicrosoft 365であればスムーズに環境を移せます。
買い切り版Officeを移す場合の注意点
買い切り版Officeの場合、移行するときは古いPCでの認証解除やアンインストールが必要になる場合があります。
また、同じライセンスを2台のPCで同時利用することはできません。1つのライセンスで利用できる台数は製品によって決まっています。
例えば、1台目のノートPCでOfficeを使い続けながら、2台目にも同じOfficeを入れるという使い方はライセンス違反になる可能性があります。
Officeが移せない場合の代替方法
現在のOfficeがPC付属版で移行できない場合でも、いくつかの選択肢があります。
- Microsoft 365を契約する
- 新しいOfficeライセンスを購入する
- 無料のOffice互換ソフトを利用する
例えば、文章作成や簡単な表計算が中心であれば、無料の互換ソフトでも対応できる場合があります。ただし、仕事でExcelの高度な機能やマクロを使う場合はMicrosoft Officeを利用する方が安心です。
まとめ|Office移行はライセンス確認が最初のポイント
Microsoft Officeを別のノートパソコンへ移せるかどうかは、Officeの種類とライセンス形態によって決まります。
パッケージ版やMicrosoft 365なら移行できる可能性がありますが、パソコン購入時に付属していたOfficeは基本的に別PCへ移すことはできません。
まずは現在のOfficeがどの種類なのかを確認し、ライセンス条件に合った方法で新しいパソコンへ設定することが大切です。


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