Pinterestを開いたところ、これまで自分の好みに合っていたホームフィードが突然変わり、動物・風景・背景画像など、アカウントを作った直後のような一般的なおすすめばかり表示されることがあります。スマートフォンだけでなくタブレットなど複数の端末で同じ状態になると、アプリの不具合やPinterest側の障害を疑いたくなるところです。
ただし、Pinterestのおすすめは単純に端末内だけで決まっているわけではありません。保存したピン、検索、閲覧、作成したボード、フォローなど複数の情報を利用してホームフィードが構成されています。そのため、急におすすめがおかしくなった場合は、障害だけでなくアカウント側の推薦データや設定なども含めて切り分けることが重要です。
Pinterestのおすすめ欄はどのように決まる?
Pinterest公式ヘルプによると、ホームフィードのおすすめは、フォローしているユーザー、作成したボード、反応したピン、検索したキーワードなどをもとに選ばれます。つまりPinterestを使い続けることで、ユーザーの興味に近い内容へ徐々に最適化されていく仕組みです。
たとえばインテリア関連のピンを頻繁に検索・保存していれば、家具や部屋づくりの画像が増えやすくなります。一方、その情報が何らかの理由で十分に推薦へ反映されなくなると、幅広いユーザーに表示できる動物、風景、ファッション、料理などの一般的なコンテンツが目立つ状態になる可能性があります。
Pinterest公式によるホームフィードの仕組みについては、[参照] Pinterest公式ヘルプ「ホームフィードについて」で確認できます。
スマホとタブレットの両方で同じなら端末だけの問題とは限らない
同じPinterestアカウントを使用しているスマートフォンとタブレットの両方で同時におすすめがおかしくなった場合、特定端末だけのキャッシュやアプリデータが原因とは限りません。おすすめ情報はアカウントに関連付けられているため、アカウント側の推薦状態が変化していれば複数端末で似た表示になることがあります。
たとえばスマートフォンだけで異常が発生し、同じアカウントを開いたタブレットやWebブラウザでは正常なら、スマートフォン側のアプリを疑いやすくなります。反対にスマートフォン、タブレット、PCのブラウザでもほぼ同じ不自然なおすすめになるなら、アプリを再インストールするだけでは改善しない可能性があります。
このような場合は、まず別端末やブラウザ版Pinterestでもホームフィードを確認すると原因の切り分けがしやすくなります。
Pinterest全体の障害かどうかを確認する
おすすめが突然変化すると「Pinterestがバグっているのでは」と考えられますが、表示異常が起きたという事実だけで全体障害と断定することはできません。Pinterestには公式のステータスページがあり、サービスやAPIなどで把握されている障害状況を確認できます。
記事作成時点で確認したPinterest公式ステータスページではサービスはOperational(稼働中)と表示されており、直近に大規模な障害として掲載された情報は確認できませんでした。ただし、公式ステータスが正常でも、一部ユーザーだけで発生するおすすめ機能の異常や表示上の問題まで否定できるわけではありません。
最新状況については、[参照] Pinterest公式ステータスページを確認するのが確実です。時間が経ってから障害情報が更新される場合もあるため、症状が継続するときは再確認するとよいでしょう。
まず確認したい「おすすめを絞り込む」の設定
Pinterestには、おすすめ内容をユーザー自身で調整する機能があります。公式ヘルプでは、ピンやアクティビティ、ボード、インタレスト、フォロー中のユーザーなどを確認し、おすすめに利用する情報を調整できることが案内されています。
アプリではプロフィール画面からアカウント関連のメニューを開き、「おすすめを絞り込む」を確認します。画面構成はアプリのバージョンなどによって変更される可能性がありますが、ここで普段利用しているボードや興味のあるトピックが推薦に利用される状態になっているか確認する価値があります。
詳しい操作方法は、[参照] Pinterest公式ヘルプ「おすすめを絞り込む」で確認できます。
興味のない画像ばかり出るときは「表示を減らす」を利用する
ホームフィードに興味のない動物や背景画像などが大量に表示される場合、そのまま眺め続けるよりPinterestへ明示的に好みを伝える方法があります。Pinterestでは個々のピンについて、似た内容を増やしたり減らしたりするフィードバックが可能です。
不要なピンのメニューから「表示を減らす」に相当する項目を選択すると、その種類のピンを求めていないことをPinterest側へ伝えられます。逆に、本来表示してほしいジャンルを検索し、関連するピンを閲覧・保存することもおすすめ内容を整えるための手掛かりになります。
たとえば以前はイラスト中心だったのに突然風景写真ばかりになった場合、必要なイラストを検索して好みのピンを保存しながら、不要な風景写真について表示を減らす操作を行う、といった方法が考えられます。公式の操作方法については、[参照] Pinterest公式ヘルプ「おすすめのピンの表示を増やす/減らす」を確認してください。
アプリ側で試せる基本的な対処法
一つの端末だけで症状が発生している場合や、ホームフィードの読み込みそのものがおかしい場合は、アプリ側の問題も考えられます。まずPinterestアプリを完全に終了して起動し直し、改善しなければ端末を再起動します。
続いてApp StoreやGoogle PlayでPinterestアプリに更新がないか確認します。Androidでは状況に応じてアプリのキャッシュ削除も候補になります。ただし「データを削除」などの操作はログイン状態やアプリ内設定へ影響する場合があるため、アカウントのログイン情報を確認してから行うほうが安全です。
また、アプリだけがおかしいのか判断するため、ブラウザからPinterestへログインしてホームフィードを比較する方法も有効です。ブラウザでは正常なのにアプリだけ異常なら、アプリ側の一時的な不具合である可能性が高まります。
再インストールをする前に確認したいこと
不具合があるとすぐアプリを削除して再インストールしたくなりますが、複数端末で同じおすすめが表示されている場合、再インストールだけで直るとは限りません。おすすめの元になる情報がアカウント側にあるためです。
先に「別端末でも同じか」「ブラウザ版でも同じか」「公式ステータスに障害情報がないか」「おすすめ設定がおかしくなっていないか」を確認すると、無駄な作業を減らせます。
特にスマホとタブレットで同時に発生しているなら、端末を初期化するような大掛かりな対処を最初に行う必要はありません。時間を置いてフィードを再確認することも重要です。
改善しない場合はPinterestへ問い合わせる
設定を確認し、本来好きなジャンルの検索や保存を行ってもおすすめが戻らず、さらに複数端末で同じ現象が続く場合は、Pinterest側で個別のアカウントに関連する問題が起きている可能性も考えられます。
その場合は「いつから発生したか」「スマートフォンとタブレットの両方で発生するか」「ブラウザでも再現するか」「以前のおすすめ内容と現在の内容がどう違うか」を整理してPinterestサポートへ伝えると状況を説明しやすくなります。
スクリーンショットも残しておけば、単に好みと違うという説明ではなく「それまで最適化されていたフィードが突然一般的な内容へ変化した」という現象を具体的に伝えやすくなります。
まとめ:おすすめの突然の変化は障害と決めつけず切り分ける
Pinterestのおすすめ欄が突然、動物や背景画像など一般的な内容ばかりになる現象は、端末の不具合だけでなく、おすすめを生成する状態や設定、一時的なサービス側の問題など複数の原因が考えられます。特に同じアカウントを利用するスマートフォンとタブレットで同時に起きる場合は、一台の端末だけを原因と考えないことがポイントです。
別端末・ブラウザでの確認 → Pinterest公式ステータスの確認 → 「おすすめを絞り込む」の確認 → 不要なピンの表示を減らす → アプリ更新・再起動という順番で調べると、原因を切り分けやすくなります。
それでも数日程度にわたり異常な状態が続く場合は、スクリーンショットや発生日時、利用端末などを記録したうえでPinterestサポートへ問い合わせるのが確実です。おすすめ機能は利用履歴によって変化するため、必要なジャンルの検索や保存を続けながら様子を見る方法も選択肢になります。


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