アメリカへ数か月留学する場合、現地の携帯電話サービスをeSIMで契約すると、日本の海外ローミングや旅行者向けeSIMより通信費を抑えられることがあります。その候補の一つが米国の「US Mobile」です。
US Mobileには月額制のUnlimited Starterがあり、eSIM対応端末なら物理SIMの配送を待たずに回線を開通できます。US Mobile公式では、現在のUnlimited Starterを月額25ドルで案内しており、通話・SMSとデータ通信を含む米国内向けの携帯電話プランとして利用できます。US Mobile公式サイト[参照]
ただし、ここで注意したいのが「旅行用の国際データeSIM」と「米国内で使う通常のUS Mobile回線」は別物だという点です。5か月のアメリカ留学で現地電話番号も必要なら、基本的には米国内向けの通常回線を契約することになります。日本でアカウント作成や端末の対応確認を済ませ、通常回線そのもののアクティベーションは米国到着後に行う方法が分かりやすいでしょう。
US MobileのUnlimited Starterとは?
US Mobileはアメリカで携帯電話サービスを提供しており、複数のネットワークから回線を選択できる仕組みを採用しています。現在はWarp、Dark Star、Light Speedという名称でネットワークが提供されています。
Unlimited Starterは月額25ドルで提供されているプランの一つです。US Mobile公式でも、月額25ドルのUnlimited StarterについてUnlimited Data、Talk & Textを案内しています。US Mobile eSIM案内[参照]
5か月留学であれば、旅行用データeSIMを毎月購入する方法だけでなく、現地の電話番号を持てる通常の携帯回線を契約するメリットがあります。学校、寮、友人、病院、配送サービスなどから電話・SMSを受ける可能性があるためです。
日本にいる間に購入して、アメリカ到着後にアクティベートできる?
US Mobileでは、プランを購入した後に回線をアクティベートする流れになっています。公式ヘルプでも「プランを購入済みであること」を前提として、アプリのLines画面からアクティベーションする手順が案内されています。US Mobile 回線のアクティベーション手順[参照]
そのため、留学前に日本でUS Mobileのアカウントを作り、利用予定のスマートフォンがeSIMとUS Mobileに対応しているか確認しておくことは可能です。ただし、米国内向け回線を日本にいるうちに早々と開通させる必要はありません。
例えば「9月1日に渡米するので、8月中にアカウントと端末対応を確認しておき、米国到着後に空港Wi-Fiなどへ接続してUnlimited Starterの回線をアクティベートする」という流れが考えられます。契約条件やキャンペーンは変更されるため、実際の申し込み時にはUS Mobileの画面に表示される課金開始日・条件も確認してください。
アメリカの電話番号はいつもらえる?
US Mobileの通常回線では、アクティベーション時に「新しい電話番号を取得する」か「他社から既存番号を移行する」かを選択できます。US Mobile公式も、プラン購入後のアクティベーションを「ネットワーク選択→SIMの種類を選択→既存番号を移行または新しい番号を取得」という3段階で案内しています。US Mobile Activate or transfer your number[参照]
日本の電話番号を移行するのではなく新しい米国番号を使う場合、US Mobile回線のアクティベーション時に「新しい番号を取得する」選択をします。つまり、単にUS Mobileのアカウントを作った時点で米国電話番号が発行されるわけではなく、回線をアクティベートする過程で取得するという理解が分かりやすいです。
US Mobileによれば、新規回線は通常5分以内にアクティベートされます。ただし、システム状況などによって必ず5分以内に完了する保証ではありません。既存の米国番号を他社から移す場合は、相手側事業者の処理によって最大48時間程度かかることがあると案内されています。
eSIMの登録・インストールはどのように行う?
US MobileのeSIMによる新規回線開通は、基本的にオンラインで完結します。まずUS Mobileのアカウントを作成し、プランを購入します。その後、Lines画面から対象プランのアクティベーションへ進みます。
- US Mobileのアカウントを作成する
- Unlimited Starterなど利用するプランを選ぶ
- アクティベーション画面へ進む
- 利用するネットワークを選択する
- SIMの種類でeSIMを選択する
- 新しい米国電話番号を取得する
- 案内されたeSIMをスマートフォンへインストールする
- 再起動後、通話・SMS・モバイルデータ通信を確認する
US Mobile公式によると、eSIMはLineページまたは確認メールに表示される「Install eSIM」からインストールできます。自動インストールがうまくいかなければQRコードまたは手動入力による方法も用意されています。US Mobile eSIMインストール手順[参照]
アクティベーションにはインターネット接続が必要になるため、渡米直後に設定するなら空港、ホテル、学校、滞在先など信頼できるWi-Fiを確保しておくと安心です。
日本で使っているスマホがUS Mobileに対応するか必ず確認する
海外のeSIMを利用するときに非常に重要なのが端末の互換性です。「eSIM対応スマートフォンだからUS Mobileでも必ず使える」とは限りません。US Mobileでは、端末がアンロックされていることやネットワークとの互換性を確認するよう案内しています。US Mobile Device compatibility[参照]
日本で購入したiPhoneの場合は、「設定」→「一般」→「情報」からSIMロックの状態を確認できます。US Mobile公式では、iPhoneのCarrier Lock欄が「No Restrictions」であればアンロックされている可能性が高いと説明しています。日本語表示では「SIMロックなし」などの表示になります。
Androidでは機種によってeSIM対応状況や米国の周波数への対応が異なるため、正確なモデル番号まで確認することが重要です。特に日本専用モデルや中国・香港向けモデルでは仕様が異なることがあります。
日本のSIM・eSIMは消さずに残したほうが便利
5か月の留学でUS Mobileを使う場合でも、日本で使用している回線をすぐ解約する必要があるとは限りません。日本の電話番号が銀行、クレジットカード、各種WebサービスのSMS認証に登録されている場合、海外滞在中にも日本番号が必要になることがあります。
デュアルSIM対応スマートフォンなら、「日本の回線+US Mobile」の2回線を端末に登録して使い分けられる場合があります。米国内のデータ通信と普段の電話はUS Mobile、日本のSMS認証は日本回線という使い方です。
ただし日本回線を海外で有効にすると、契約内容によって国際ローミング料金が発生する可能性があります。特にデータローミングを誤って日本回線側で使用しないよう設定を確認してください。日本の通信会社側の海外SMS受信・通話料金についても渡航前に確認しておきましょう。
旅行用eSIMとUS Mobileの通常回線を混同しない
US Mobileには「International eSIMs」という旅行者向けサービスもありますが、これは通常の米国内携帯回線とは用途が異なります。公式ヘルプではInternational eSIMを「data-only eSIM」と説明しています。US Mobile International eSIMs[参照]
つまり「アメリカで5か月生活し、米国の電話番号を取得して通話・SMS・データ通信を使いたい」という目的なら、旅行用International eSIMではなく、Unlimited Starterなどの通常回線を検討するのが基本です。
検索するとUS Mobileの「International eSIM」「international roaming」「Unlimited Starter」など複数のサービスが出てくるため、申し込み画面を間違えないよう注意しましょう。
5か月留学なら自動更新と帰国時の解約も忘れずに
月額プランを利用するときは、渡米時の契約方法だけでなく帰国時の扱いまで確認しておく必要があります。特に自動更新(AutoPay)が有効になっている場合、何もしなければ次の請求期間も料金が発生する可能性があります。
US Mobileでは新規顧客向けキャンペーンについてもAutoPayがデフォルトで有効になるものがあると案内しており、プランや契約画面で更新条件を確認することが重要です。US Mobile New customer offers[参照]
例えば9月から翌年1月までの5か月だけ使う予定なら、帰国直前に「次回請求日」「AutoPay」「回線を終了した場合の電話番号の扱い」を確認しておくと、帰国後に不要な料金が発生するトラブルを避けやすくなります。
まとめ:日本で準備し、米国到着後に通常回線を開通する流れが分かりやすい
US MobileのUnlimited Starterは、数か月のアメリカ留学でデータ通信だけでなく現地の電話番号・通話・SMSも必要な人にとって検討しやすいサービスです。現在の月額Unlimited Starterは25ドルで案内されていますが、料金や内容は変更される可能性があるため申し込み直前に公式サイトで確認しましょう。
留学前はUS Mobileのアカウント作成、端末のeSIM対応・SIMロック状態・互換性の確認まで済ませ、米国到着後にWi-Fiへ接続して通常回線をアクティベートし、その際に新しい米国電話番号を取得する流れが分かりやすいでしょう。US Mobileでは新規番号を取得するか既存番号を移行するかをアクティベーション時に選択できます。
また、5か月の留学では日本の電話番号を維持する必要がないかも事前に確認しておくことが大切です。デュアルSIM対応端末なら日本回線をSMS認証用に残しつつ、米国内ではUS Mobileをメイン回線として使う方法もあります。最後にAutoPayと次回請求日を確認し、帰国時に不要な更新が行われないよう管理しておくと安心です。


コメント