iPhone Xは2026年でもサブ機として使える?iOS・アプリ・バッテリー・中古購入の注意点を解説

iPhone

2017年に発売されたiPhone Xは、2026年時点では発売から約9年が経過したモデルです。それでも5.8インチの有機ELディスプレイ、Face ID、A11 Bionic、ワイヤレス充電などを備えており、用途を限定すればサブ機として利用できる場面はあります。Apple公式・iPhone X発表時の仕様[参照]

一方で、2026年にiPhone Xを評価するときは処理性能だけを見てはいけません。最新iOSの対象外になっていること、今後利用できないアプリが増える可能性、端末自体の経年劣化を考える必要があります。

すでに持っているiPhone Xを動画・音楽・予備端末として活用するのは十分現実的ですが、2026年にわざわざ中古で購入して長期間使うなら、より新しいiPhoneも比較したほうがよいというのが基本的な考え方です。

iPhone Xは2026年でも動くが最新iOSには対応していない

iPhone XはA11 Bionicを搭載した2017年モデルです。Web閲覧や動画視聴など比較的軽い用途なら、端末の状態や使用するアプリ次第で現在でも利用できます。

ただし大きな注意点があります。2026年8月時点のiOS 26.6.1はiPhone 11以降が対象であり、iPhone Xは対象に含まれていません。Appleセキュリティリリース[参照]

iPhone XはiOS 16系に残っており、Appleは2026年5月11日にもiPhone Xを対象とするiOS 16.7.16をリリースしています。つまり2026年時点でもセキュリティ更新が提供された実績はありますが、最新世代のiOSへアップグレードできる端末ではありません。Apple・iOS 16.7.16のセキュリティコンテンツ[参照]

サブ機ならどんな用途に向いている?

最新OSが必要ない用途なら、iPhone Xをサブ機として再利用する価値はあります。特に自宅のWi-Fi環境で使う端末なら、モバイル通信性能をあまり気にせず利用できます。

用途 2026年のiPhone Xとの相性 注意点
Web閲覧 サイトやブラウザ要件による
動画視聴 各アプリのiOS対応状況を確認
音楽プレーヤー ストリーミングアプリの対応状況に注意
電子書籍 アプリの対応OS次第
予備の電話 △~○ SIM・通信会社の動作条件を確認
最新ゲーム 性能・発熱・対応OSがネックになりやすい
銀行・決済など重要用途 アプリの対応OSとセキュリティ更新を重視

例えばメインのiPhoneとは別に、寝室でYouTubeを見る、音楽専用にする、電子書籍を読む、旅行中の予備端末にするといった使い方なら、iPhone Xの古さが大きな問題にならないケースがあります。

最大の問題は今後のアプリ対応

古いiPhoneを使ううえで厄介なのは、端末そのものが突然動かなくなることより、アプリ側が古いiOSへの対応を終了することです。アプリにはそれぞれ利用可能な最低iOSバージョンが設定されています。

現在インストールできているアプリでも、将来のアップデートによってiOS 16が対象外になれば最新版へ更新できなくなる可能性があります。さらにサービス側の仕様変更によって、古いアプリでは正常に利用できなくなるケースも考えられます。

そのため、LINEやSNS、動画アプリなど特定のサービスを目的に中古のiPhone Xを購入するなら、購入前にApp Storeでそのアプリの現在の対応OSを確認することが重要です。「今は動く」ことと「今後数年間使える」ことは分けて考えましょう。

セキュリティ更新は「最新iOS非対応=即危険」と単純化しない

iPhone Xが最新iOSに対応していないからといって、その瞬間から一切の更新がなくなるとは限りません。実際、Appleは2026年5月にiPhone X向けのiOS 16.7.16を公開しています。Apple公式[参照]

ただし、最新iOS対応モデルと同じ期間・同じ内容の更新が今後も必ず提供されるという意味ではありません。古いOS向け更新がいつまで提供されるかを前提に、長期利用を保証することはできません。

そのため、動画視聴などのサブ用途と、銀行・証券・決済・仕事の機密情報などを扱う用途では判断を分けるのが合理的です。重要度の高い用途ほど、最新のOSを利用できる端末を優先したほうが安心です。

2026年のiPhone Xはバッテリー状態がかなり重要

サブ機として快適に使えるかを左右するのがバッテリーです。iPhone Xは2017年発売なので、発売当時から使用されている個体ならバッテリー交換歴の有無によって状態が大きく異なります。

設定からバッテリーの状態を確認できる場合は、最大容量や重要なメッセージをチェックしましょう。最大容量が大きく低下している端末では、動画再生中に電池が急速に減るなど、サブ機でも使いにくく感じることがあります。

中古購入の場合は「バッテリー最大容量○%」だけでなく、交換歴や部品に関する表示も確認したいところです。安いiPhone Xを買ってすぐバッテリー交換が必要になるなら、より新しい中古iPhoneとの差額が小さくなる可能性があります。

中古で買うならディスプレイやFace IDにも注意

iPhone Xには5.8インチのSuper RetinaディスプレイとFace IDが搭載されています。Apple公式[参照] しかし2026年の中古品では、スペックより個体の状態が重要になっています。

有機ELディスプレイの焼き付き、タッチ不良、Face IDの故障、カメラ不良、スピーカー・マイク・Lightning端子の状態などを確認しましょう。画面やバッテリーが交換されている中古品では、修理内容も確認できると安心です。

また、中古スマートフォンとして購入する場合はネットワーク利用制限、SIMロックの状態、IMEI、販売店の保証なども確認します。極端に安い個体は、修理費まで含めると割安ではないことがあります。

5Gが必要ならiPhone Xは候補から外れる

iPhone Xは5G世代のiPhoneではありません。そのため5G通信をサブ機でも使いたい場合は、より新しい対応モデルを選ぶ必要があります。

一方、Wi-Fi専用端末として使う場合には5G非対応はほとんど問題になりません。自宅で動画を見るための端末、音楽プレーヤー、電子書籍端末などであれば、通信規格よりバッテリーや画面状態のほうが使用感に直結します。

「サブ機だから何でもよい」ではなく、外へ持ち出すのか、自宅専用なのかによってiPhone Xの評価は大きく変わります。

すでに持っている場合と今から買う場合では評価が違う

2026年のiPhone Xを考えるうえで最も重要なのがここです。手元にあるiPhone Xを再利用することと、2026年に中古のiPhone Xを購入することは別の判断になります。

すでに所有していて正常に動いているなら、追加費用がほとんどかからないため、サブ機として使えるところまで利用するのは合理的です。アプリが対応している限り、動画・音楽・Web閲覧などへ活用できます。

一方、これから中古で購入する場合は価格差を確認しましょう。iPhone Xより新しく、より新しいiOSに対応する中古iPhoneが少しの追加費用で買えるなら、そちらのほうがアプリ対応期間を含めて有利になる可能性があります。

2026年にサブ機を買うならiPhone 11以降も比較したい

Appleが2026年8月に公開したiOS 26.6.1はiPhone 11以降を対象としており、iPhone Xは対象外です。Appleセキュリティリリース[参照] この差は、今から端末を購入する場合には重要です。

例えばiPhone Xが非常に安ければ用途限定のサブ機として選ぶ余地があります。しかしiPhone 11以降との価格差が小さいなら、OSやアプリの対応期間を考慮して新しい世代を選ぶメリットが大きくなります。

中古価格は容量、状態、バッテリー、販売店によって変動するため、「iPhone Xなら○円以下なら絶対に買い」と固定価格だけで判断するより、購入時点でiPhone 11以降やiPhone SEシリーズなどと総額を比較するのがおすすめです。

iPhone Xが向いている人・向いていない人

2026年でもiPhone Xが実用的かどうかは、求める用途によってはっきり分かれます。

向いているケース 避けたほうがよいケース
すでにiPhone Xを持っている 今から数年間使う端末を購入したい
Wi-Fi中心で使う 最新iOSを使いたい
動画・音楽・読書が中心 最新ゲームを快適に遊びたい
予備端末として保管する 5G通信を使いたい
対応アプリだけ使えればよい 銀行・仕事など重要用途を長期運用したい

サブ機はメインスマートフォンほど高性能である必要はありません。そのため、古いという理由だけでiPhone Xを処分する必要もありません。目的に対して必要な機能が残っているかで判断することが大切です。

まとめ:iPhone Xは2026年でも用途限定ならサブ機として使える

iPhone Xは2026年でも、Web閲覧、動画・音楽再生、電子書籍、Wi-Fi専用端末など、用途を限定すればサブ機として利用できます。A11 Bionicや有機ELディスプレイ、Face IDなど、現在でも便利に使える基本機能は残っています。

一方、最新のiOS 26系には対応しておらず、iPhone XはiOS 16系の端末です。2026年5月にはiOS 16.7.16が提供されているものの、今後のセキュリティ更新や各アプリのiOS 16対応がいつまで続くかは保証できません。

すでに持っているiPhone Xならサブ機として活用する価値は十分ありますが、2026年に中古で新たに購入するなら、iPhone 11以降など最新OSへ対応する世代との価格差を比較して決めるのがおすすめです。古いiPhoneではスペック表だけでなく、バッテリー、画面、Face IDなど個体の状態と、使いたいアプリの対応OSまで確認して選ぶことが重要です。

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