Apex Legendsをプレイしていて、メモリを32GB搭載しているのに戦闘中だけFPSが大きく下がるという症状は珍しくありません。ゲームの快適さはメモリ容量だけで決まるわけではなく、CPUやGPU、グラフィック設定、温度、電源設定、ストレージ状況など複数の要素が影響します。
特にApex LegendsのようなFPSゲームでは、敵が多く表示される戦闘シーンでPCへの負荷が急激に上がります。そのため、通常時は高FPSが出ていても、戦闘時だけ100FPS以下になる場合があります。
この記事では、Apex Legendsで低設定にしているのにFPSが落ちる原因と、改善するために確認したい設定やPC環境のポイントを詳しく解説します。
Apex LegendsのFPSはメモリ容量だけでは決まらない
PCゲームでは「メモリを32GBにすれば重いゲームでも快適になる」と考えがちですが、実際のFPS性能に大きく影響するのは主にCPUとGPUです。
メモリはゲームデータを一時的に保存する役割があり、不足すると動作が不安定になります。しかし、16GB以上のメモリを搭載している場合、Apex Legendsでは容量不足が原因でFPSが大きく低下するケースは多くありません。
例えば、メモリ32GBでもグラフィックボードがエントリークラスの場合、戦闘時の描画処理が追いつかずFPSが低下することがあります。一方で、高性能なGPUを搭載していれば同じ32GBメモリでも高いFPSを維持できます。
戦闘時だけFPSが下がる主な原因
Apex Legendsで戦闘中にFPSが落ちる場合、最も多い原因はグラフィックボードやCPUへの負荷増加です。敵キャラクター、エフェクト、銃撃、爆発、建物やオブジェクトなどが大量に表示されることで処理量が増えます。
例えば、ジャンプ直後や移動中は120FPS出ているのに、敵との撃ち合いになると90FPSまで落ちる場合、戦闘による描画負荷やCPU処理が影響している可能性があります。
また、PC内部の温度上昇によって性能を自動的に下げる「サーマルスロットリング」が発生している場合もあります。長時間プレイ後だけFPSが低下する場合は温度確認が重要です。
GPU使用率を確認して原因を特定する
まず確認したいのが、ゲーム中のGPU使用率です。Windowsのタスクマネージャーや、GPUメーカーの管理ツール、FPS表示ツールなどで確認できます。
GPU使用率が95%以上になっている場合は、グラフィックボードが処理の限界に近い状態です。この場合は解像度を下げたり、一部のグラフィック設定をさらに調整したりすることで改善する可能性があります。
一方でGPU使用率が低いのにFPSが低下する場合は、CPU側の性能不足、設定の問題、電源管理、ドライバーなど別の原因を疑う必要があります。
Apex Legendsで見直したいグラフィック設定
低設定にしている場合でも、FPSに影響する項目が残っていることがあります。Apex Legendsでは以下の設定を確認すると効果的です。
- 解像度を下げる
- テクスチャストリーミング割り当てを調整する
- 影関連の設定を低くする
- モデルディテールを低設定にする
- 垂直同期をオフにする
- 不要なアンチエイリアス設定を見直す
特に影の設定はFPSへの影響が大きい項目です。見た目を少し犠牲にすることで、戦闘時のFPS低下を抑えられる場合があります。
また、FPS上限を設定している場合、設定値が低くなっていないかも確認してください。ゲーム内設定や起動オプションによって意図せず制限されていることがあります。
CPU性能が原因になるケース
Apex LegendsはGPUだけでなくCPU性能も重要なゲームです。特に敵が多い場所や終盤の戦闘では、CPUによるゲーム処理や物理演算の負荷が増えます。
例えば、高性能なグラフィックボードを搭載していても、古い世代のCPUを使用している場合はCPUが処理のボトルネックとなり、FPSが伸びないことがあります。
ゲーム中にCPU使用率が高く、GPU使用率が低い場合は、グラフィック設定を下げても改善しにくいことがあります。その場合はCPU性能や冷却状態の確認が必要です。
電源設定やバックグラウンドアプリを確認する
Windowsの電源設定が省電力モードになっていると、CPUやGPUの性能が十分に発揮されない場合があります。ゲームをする場合は電源モードを高パフォーマンス寄りに設定すると改善することがあります。
また、ゲーム中にブラウザ、録画ソフト、配信ソフト、アップデートソフトなどが動作していると、CPUやメモリを消費してFPS低下につながる場合があります。
例えば、Discordの画面共有やゲーム録画ソフトを使用している場合、それらの処理負荷によって戦闘時のFPSが下がることがあります。不要なアプリを終了して比較すると原因を切り分けやすくなります。
グラフィックドライバーを更新する
GPUドライバーが古い場合、ゲーム側の最適化が適用されず、FPS低下やカクつきが発生することがあります。
NVIDIAやAMDなどの公式サイトから最新ドライバーへ更新し、Apex Legendsとの相性問題が改善するか確認してください。
ただし、ドライバー更新後に問題が発生する場合もあるため、現在安定している環境では更新前の状態を記録しておくと安心です。
ストレージやゲームデータの状態も確認する
ゲームをインストールしているストレージの速度や空き容量も、ロード時間や一時的なカクつきに影響することがあります。
特にHDDを使用している場合、SSDへ移行することで読み込み速度やゲーム中の引っかかりが改善する場合があります。
また、ゲームファイルが破損している可能性もあるため、ゲームランチャーの修復機能を利用してファイルチェックを行うのも有効です。
PCの温度を確認して性能低下を防ぐ
長時間Apex Legendsをプレイしていると、CPUやGPUの温度が上昇します。一定温度を超えると、自動的にクロック周波数を下げて発熱を抑えるため、FPSが低下することがあります。
PC内部のホコリ、冷却ファンの状態、ケース内のエアフローなども確認しましょう。特に数年以上使用しているPCでは、冷却性能が低下している場合があります。
ゲーム開始直後は快適なのに、30分後や1時間後にFPSが落ちる場合は温度が原因である可能性が高くなります。
まとめ:Apex LegendsのFPS低下はメモリ以外の確認が重要
Apex Legendsでメモリ32GBを搭載していても、戦闘時にFPSが100を下回る場合は、メモリ容量以外の部分を確認することが重要です。
特に確認したいポイントは、GPU性能、CPU性能、GPU使用率、温度、電源設定、バックグラウンドアプリ、グラフィック設定です。どこに負荷が集中しているかを確認することで、適切な改善方法を見つけやすくなります。
もし低設定でもFPSが安定しない場合は、PCの構成(CPU・GPU・電源・冷却性能)を確認すると原因を特定しやすくなります。Apex Legendsでは単純なメモリ容量よりも、ゲーム処理を担当するパーツ全体のバランスが重要です。


コメント