Android端末では一般に、端末情報にあるビルド番号を複数回タップすると「開発者向けオプション」が有効になります。しかし、auのキッズ向けケータイ「mamorino6」は一般的なAndroidスマートフォンとは設定画面の構成が異なるため、ビルド番号を7回タップしたあとに通常のAndroidと同じ場所を探しても見つからないことがあります。
mamorino6では保護者向けの設定画面が用意されており、開発者オプションについても公式資料で確認できます。この記事では、mamorino6で開発者向けオプションを確認する場所、ビルド番号をタップしても見つからないときのポイント、USB関連機能を利用するときの注意点を整理します。
mamorino6は一般的なAndroidスマホと設定画面が異なる
Android 4.2以降の一般的なAndroid端末では、ビルド番号を7回程度タップして開発者向けオプションを有効化する方法が広く使われています。GoogleのAndroid Developersでも、ビルド番号を複数回タップして開発者向けオプションを有効にする方法が案内されています。
ただし、Googleも端末によって開発者向けオプションの表示位置や名称が異なる場合があると説明しています。つまり、「Android端末なら必ず設定→システムの同じ場所に表示される」というわけではありません。
mamorino6はシャープ製のキッズ向けケータイで、一般的なAndroidスマートフォンのように自由にアプリやWebサービスを利用することを目的とした製品ではありません。保護者メニューや見守り機能を中心とした独自のユーザーインターフェースになっています。
mamorino6の開発者オプションは「保護者メニュー→システム」にある
mamorino6では、開発者オプションは「保護者メニュー」の「システム」内に表示される構成になっています。これはauが公開しているmamorino6のソフトウェア更新手順から確認できます。
公式資料に掲載されている画面では、「保護者メニュー」から「システム」を開くと、日付と時刻、開発者オプション、ソフトウェア更新、リセット、USB設定という項目が並んでいます。
したがって、ビルド番号をタップしたあとに端末情報画面へ戻って「開発者向けオプション」を探すのではなく、いったん保護者メニューまで戻り、次の順番で確認するのがポイントです。
- ホーム画面を表示する
- 「ほごしゃメニュー」を開く
- 保護者用パスワードを入力する
- 「システム」を開く
- 「開発者オプション」があるか確認する
auの公式ソフトウェア更新資料でも、この「システム」画面に開発者オプションが掲載されています。最新の仕様やアップデートによる変更については、[参照] au ケータイの製品情報・サポート情報でmamorino6を選択して確認すると確実です。
ビルド番号を7回タップしても表示されない場合の確認ポイント
まず重要なのは、mamorino6の場合、一般的なAndroidスマートフォンの操作手順をそのまま当てはめないことです。Googleが公開しているAndroid標準の開発者向けオプションの説明と、mamorino6の実際のメニュー構成には違いがあります。
例えば一般的なAndroidスマートフォンでは「設定→デバイス情報→ビルド番号」を繰り返しタップし、その後「設定→システム→開発者向けオプション」と進む機種があります。一方、mamorino6では通常の「設定」ではなく、保護者メニュー内の「システム」を確認することが重要です。
それでも表示されない場合は、端末のソフトウェアを最新状態にしたうえで再確認します。auが案内しているmamorino6の更新操作は、ホーム画面から「ほごしゃメニュー」→パスワード入力→「システム」→「ソフトウェア更新」→「更新の確認・実行」という流れです。
アップデート後は端末を再起動し、再び「ほごしゃメニュー→システム」を確認するとよいでしょう。なお、ソフトウェアのバージョンによって画面構成が変更される可能性もあるため、古いmamorino5向けの手順だけを参考にするのは避けたほうが安全です。
mamorino5とmamorino6では同じ操作になるとは限らない
mamorino5とmamorino6は名前こそ似ていますが、同一端末ではありません。mamorino6は2023年2月10日に発売されたモデルで、カメラを搭載するなど前モデルから仕様も変更されています。
そのため、mamorino5で使えた「ビルド番号を7回タップして、この画面へ進む」という裏技的な操作が、そのままmamorino6でも同じ結果になるとは限りません。特に設定メニューの階層については機種ごとの差があります。
機種変更後に以前と同じ操作を試して目的の項目が見つからない場合は、「機能がなくなった」とすぐ判断するのではなく、新機種で設定項目の場所が変わっていないか確認するのが先です。mamorino6の場合は、auの公式資料上で「システム」内に「開発者オプション」が存在することを確認できます。
USBデバッグを使いたい場合は別途注意が必要
開発者向けオプションを探す目的がUSBデバッグやADB接続の場合は、開発者オプションを表示できることと、一般的なAndroidスマートフォンと同じデバッグ機能を自由に利用できることを分けて考える必要があります。
mamorino6は子どもの安全や見守りを主目的とした端末です。シャープの製品情報でも、WebサイトへのアクセスやSNS・ゲームの利用を制限するなど、一般的なスマートフォンとは異なる設計であることが案内されています。
また、auのmamorino6向け資料では「システム」内に「開発者オプション」と「USB設定」がそれぞれ表示されています。USB接続を目的としている場合は、開発者オプションだけでなくUSB設定側も確認する必要があります。
一方で、端末側で意図的に制限されている機能を非公式な方法で解除しようとすると、見守り機能や通信、ソフトウェア更新などに問題が発生する可能性があります。通常利用で提供されていない操作については、無理に設定変更せずauまたはメーカーのサポートへ確認するのが安全です。
「開発者オプション」と「開発者向けオプション」の名称にも注意
検索すると「開発者向けオプション」という名称をよく見かけます。これは一般的なAndroid端末で使われている名称です。しかし、mamorino6のau公式資料に掲載されている画面では「開発者オプション」と表示されています。
このわずかな名称の違いも、設定を探す際に混乱しやすいポイントです。「開発者向けオプションという項目がない」と探し続けるのではなく、「開発者オプション」という項目も確認してみてください。
また、Googleの標準的なAndroidの説明ではビルド番号をタップして開発者向けオプションを有効化しますが、メーカー独自端末では操作や表示方法が変更されている場合があります。端末固有の公式マニュアルを優先して確認することが重要です。
まとめ:mamorino6では保護者メニューの「システム」を確認する
mamorino6で開発者向けオプションを探している場合、一般的なAndroidスマートフォンと同じ場所だけを探すと見つからないことがあります。auの公式資料では、「ほごしゃメニュー→システム→開発者オプション」という構成が確認できます。
ビルド番号を7回タップしたあとに目的の項目が見つからない場合は、まずホーム画面まで戻り、保護者メニューからシステムを開いて「開発者オプション」が表示されていないか確認してください。また、「開発者向けオプション」ではなく「開発者オプション」という名称になっている点にも注意が必要です。
それでも表示されない場合はソフトウェア更新を確認し、再起動後にもう一度確認します。mamorino6は一般的なAndroidスマートフォンとは用途や機能制限が異なるため、USBデバッグなど特定の機能を目的としている場合は、設定変更を繰り返す前にauまたはメーカーへ現在のソフトウェアで利用可能か確認するのが確実です。


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